Windows、macOS 、Linux向け
信頼ゾーンは Kaspersky Endpoint Security が有効なときに監視しないオブジェクトとアプリケーションのリストで、システム管理者が設定します。
管理者は処理されるオブジェクトとコンピューターにインストールされるアプリケーションの特徴を考慮しながら、信頼ゾーンを個別に定義します。Kaspersky Endpoint Security がアクセスをブロックする特定のオブジェクトやアプリケーションが無害であることが確実なときには、オブジェクトやアプリケーションを信頼ゾーンに含めなければならない場合があります。
Pro View の信頼ゾーン設定
パラメータ |
OS |
説明 |
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Web アドレス |
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このチェックボックスをオンにすると、ウェブ脅威対策は、信頼する Web サイトにアドレスが含まれている Web ページ / Web サイトのコンテンツをスキャンしません。信頼する URL のリストには、Web ページ / Web サイトのアドレスとアドレスマスクの両方を追加できます。 |
IP アドレス |
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Kaspersky Endpoint Security はネットワーク攻撃を認識し、パケット数の大きな保護されていないネットワーク接続(監視カメラなど)をブロックすることができます。信頼するデバイスについては、除外リストにデバイスの IP アドレスを追加できます。コミュニケーションに使用されるプロトコルとポートを選択して、特定のネットワーク活動を許可することもできます。 |
ネットワークポート |
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ネットワークポートのリスト – ウェブコントロール、Web 脅威対策、メール脅威対策コンポーネントがデータストリームを監視するポートのリストです。たとえば、メール脅威対策は SMTP 経由で転送される情報を解析し、ウェブ脅威対策は HTTP と FTP 経由で転送される情報を解析します。メールの送信とネットワークトラフィックで通常使用されるネットワークポートのリストは、カスペルスキーの専門家の推奨に従って構成されます。 |
ドメイン |
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Kaspersky Endpoint Security でネットワーク接続をスキャンしない Web アドレスのリストを使用します。この場合 Kaspersky Endpoint Security は、ウェブ脅威対策、メール脅威対策、ウェブコントロールが動作している間は信頼する URL の HTTPS トラフィックはスキャンしません。 ドメイン名または IP アドレスを入力できます。Kaspersky Endpoint Security はドメイン名マスクの入力時に文字「 |
アプリケーション |
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信頼するアプリケーションのリストは、ファイルおよびネットワークの動作(悪意のある動作を含む)やシステムレジストリへのアクセスが Kaspersky Endpoint Security によって監視されないアプリケーションのリストです。既定では、Kaspersky Endpoint Security はすべてのアプリケーションプロセスによってオープン、実行、保存されるオブジェクトを監視し、すべてのアプリケーションとこのようなアプリケーションが生成するネットワークトラフィックの処理を管理します。アプリケーションが信頼するアプリケーションのリストに追加されると、Kaspersky Endpoint Security はアプリケーションのアクティビティの監視を停止します。 |
マルウェアスキャンの除外リスト |
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信頼するオブジェクトとは、Kaspersky Endpoint Security が特定のオブジェクトについてウイルスなどの脅威のスキャンを実行しないときに、オブジェクトが満たす必要のある一連の条件によって定義されます。信頼するオブジェクトにより、ユーザーに損害を与える目的で悪用される可能性がある合法的なソフトウェアを安全に使用できるようになります。悪意のある機能はありませんが、このようなアプリケーションは侵入者によって悪用される可能性があります。コンピューターまたは個人データに損害を与える目的で侵入者に使用される可能性がある正規のソフトウェアについて詳しくは、「カスペルスキーのウイルス百科事典 Web サイト」を参照してください。 |
デバイス |
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「信頼するデバイス」は、信頼するデバイスの設定で指定されたユーザーが常にフルアクセスできるデバイスです。 信頼するデバイスで作業するには、個々のユーザー、ユーザーグループ、または組織内のすべてのユーザーにアクセス権を付与できます。 |