iOS / iPadOS 向け
iOS MDM デバイスを使用可能な Wi-Fi ネットワークに自動的に接続して、接続中にデータを保護するには、[Wi-Fi]セクションで接続設定を構成します。
Wi-Fi の Wi-Fi 設定
パラメータ |
説明 |
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[全般]タブの設定 ネットワーク |
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サービスセット識別子(SSID) |
アクセスポイントを含む Wi-Fi ネットワークの名前(SSID)。 |
自動で接続 |
iOS MDM デバイスが Wi-Fi ネットワークに自動的に接続されるかどうかを定義します。 ポリシー設定で既存の Wi-Fi ネットワークへの自動接続を無効にすると、このネットワークへの自動接続を再度有効にすることはできません。これは Apple の既知の問題によるものです。 |
隠れたネットワーク |
iOS MDM デバイス上の利用可能なネットワークのリストで Wi-Fi ネットワークを非表示にするかどうかを定義します。 ネットワークが非表示の場合、ネットワークに接続するには、Wi-Fi ルーターに設定されているサービスセット識別子(SSID)を、ユーザーが手動で入力する必要があります。 |
プロテクション |
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ネットワーク保護種別 |
Wi-Fi ネットワーク セキュリティの種別(オープンネットワーク、または WEP、WPA、WPA2、WPA3 プロトコルで保護された安全なネットワーク)。 iOS 15 以前を実行しているデバイスでは、WPA、WPA2、または WPA3 を選択しても差はなく、WPA を使用して保護されている任意のネットワークに接続できます。
WEP 保護は、iOS バージョン 5 以降を実行しているデバイスで使用可能です。
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EAP プロトコル |
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EAP プロトコル |
企業ネットワークオプションのいずれかを選択した場合は、[EAP プロトコル]セクションで、Wi-Fi ネットワークでのユーザー識別に使用する EAP プロトコル(拡張認証プロトコル)の種類を選択できます。次の種別を使用できます:
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認証 |
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パスワード |
Wi-Fi ネットワークの認証に使用するアカウントのパスワード。 |
ユーザー名 |
Wi-Fi ネットワークへの接続時にユーザー認証を行うアカウント名。 |
ユーザー ID |
ユーザーの実際の名前の代わりに、認証時のデータ送信中に表示されるユーザー ID。 ユーザー ID は認証プロセスをよりセキュアにするように設計されています。ユーザー名が公開されることはなく、暗号化された TLS トンネル経由で送信されます。 |
接続のたびにパスワードを要求する |
ユーザーが Wi-Fi ネットワークに接続するたびにパスワードを手動で入力するようにする場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
[詳細]タブの設定 |
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プロキシサーバーを使用する |
プロキシ サーバー経由で Wi-Fi ネットワークに接続する設定を構成するには、このチェックボックスをオンにします。 既定では、このチェックボックスはオフです。 |
設定種別 |
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[自動]を選択した場合 |
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PAC ファイルの URL |
プロキシ PAC ファイルの URL。 |
[手動]を選択した場合 |
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プロキシサーバーのアドレス |
プロキシサーバの IP アドレスまたは DNS 名。 |
プロキシサーバーのポート |
プロキシサーバーのポート番号。 既定では、値は 8080 です。 |
ユーザー名 |
プロキシサーバへ接続するためのユーザー名。 |
パスワード |
プロキシサーバへ接続するためのパスワード。 |