フィードユーティリティのトラブルシューティング

このセクションでは、フィードユーティリティの使用時に生じる可能性がある問題の解決方法について説明します。

ネットワークの問題

フィードユーティリティによってフィードがダウンロードされない場合、またはネットワーク関連の問題が発生した場合：

設定情報ファイルで指定された証明書が有効であることをチェックします。配布キットからの既定の証明書を使用して、デモ用のフィードのみをダウンロードすることができます。
ネットワークが適切に設定されていることをチェックします。

フィードユーティリティにプロキシサーバー経由でカスペルスキーのサーバーにアクセスさせるには、--set-proxy コマンドを使用してプロキシサーバーのパラメータを設定します。その場合は、プロキシサーバーのユーザー名とパスワードが有効で、期限が切れていないことを確認してください。

サードパーティのフィードのダウンロード中に SSL エラーが発生した

サードパーティのフィードのダウンロード中に SSL エラーが発生する場合：

Linux の場合は、サードパーティのフィードソースのルート証明書が /etc/ssl/certs または /etc/pki/tls/certs/ca-bundle.crt にあることを確認します。証明書がない場合はこのフォルダーにインポートしてください。
Windows の場合：
1. Run Windows コマンドを呼び出します。
2. ［Run］ダイアログボックスに「certlm.msc」と入力します。
  コンピューターの証明書マネージャーツールが表示されます。
3. ［Certificates - Local Computer］→［Trusted Root Certification Authorities］→［Certificates］の順に選択します。
4. サードパーティのフィードソースのルート証明書があることを確認します。証明書がない場合はこのフォルダーにインポートしてください。

フィードの処理の問題

フィードユーティリティが必要に応じてフィードを処理しない：

設定情報ファイルのパラメータが誤字なく指定されていることを確認してください。フィードユーティリティは、誤字のあるパラメータを無視します。たとえば、RequiredFields パラメータではなく、ReqFields パラメータを指定すると、フィードユーティリティはこのパラメータを無視します。
フィードルールとフィルタリングルールが正しく指定されていることを確認します。たとえば、生成されるフィードにレコードが含まれないようにフィルタリングルールを指定することができます。
フィードのダウンロードと解凍（-d コマンドと -u コマンドを使用）を、フィードの処理（-p コマンドを使用）とは別に実行すると、元のフィードファイルの複数のバージョンに関するエラーメッセージがフィードユーティリティから出力されることがあります。フィードユーティリティがフィードを解凍するディレクトリから元のフィードファイルを必ず削除してください。フィードファイルの削除は自動的に行われません。

その他の問題

その他の問題がある場合は、intelligence@kaspersky.com までお問い合わせください。