ロールの概要

ロールは、Kaspersky Endpoint Security の管理に使用する権限や特権のセットです。

オペレーティングシステム内に、システムユーザーのグループが 4 つ作成されます:kesladminkesluserkeslauditnokesl。システムユーザーに Kaspersky Endpoint Security のロールをアサインすると、ユーザーは対応するロールグループに追加されます(下のロールの表を参照してください)。ユーザーのアプリケーションのロールを取り消すと、そのユーザーは対応するロールグループから削除されます。

Kaspersky Endpoint Security のロールがユーザーに割り当てられていない場合は、そのユーザーは権限のないユーザーという特別なグループに所属することになります。

3 つの Kaspersky Endpoint Security のロールとその権限を下の表に記載しています。

ロール

ロール名

製品内のロール

システムユーザー

権限

Administrator

admin

kesladmin

  • 本製品とタスクの全設定の管理
  • 製品のライセンスの管理
  • 任意のユーザーへの任意のロールの割り当て
  • 任意のユーザーの任意のロールの取り消し(自身の admin ロールを取り消すことはできません)
  • ユーザーの保管領域の表示と管理

User

user

kesluser

  • ファイルのスキャンタスクのみを管理可能
  • アップデートタスクの開始と停止
  • 自身が作成したタスクレポートの表示
  • 製品の全ユーザーに共通である特定のイベントの表示

Auditor

audit

keslaudit

  • 製品のステータスの表示
  • 製品のステータスの表示
  • 全タスク、およびその全設定と全スケジュールの表示
  • 全イベントの表示
  • ストレージ内の全オブジェクトの表示

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nokesl

Kaspersky Endpoint Security のロールは割り当てられておらず、権限もありません。

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