保管領域は、駆除プロセス中に削除または変更されたファイルのバックアップコピーのリストです。バックアップコピーは、ファイルの駆除または削除の初回試行時に作成されたファイルのコピーです。ファイルのバックアップコピーは特別な形式で保存され、脅威はありません。既定では、保管領域は /var/opt/kaspersky/kesl/common/objects-backup/ にあります。保管領域内のファイルには個人データが含まれる場合があります。保管領域内のファイルにアクセスするには、ルート権限が必要です。
駆除中に、ファイルの整合性を維持できないことがあります。駆除した後、駆除されたファイルの重要な情報に部分的または完全にアクセスできなくなった場合は、駆除されたファイルのコピーを元のディレクトリに復元することを試行できます。
保管領域の設定
設定 |
説明 |
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未処理ファイルの通知が有効です / 無効です |
この切り替えボタンでは、処理されていないファイルについての通知を管理サーバーに送信するかどうかを選択します。 切り替えボタンをオンにすると、スキャン中にファイルを処理できない場合に管理サーバーに通知を送信します。 切り替えボタンをオフにすると、スキャン中にファイルを処理できない場合に管理サーバーに通知を送信しません。 この切り替えボタンは既定でオンになっています。 |
保管領域内のファイルに関する通知の有効化または無効化 |
この切り替えボタンでは、保管領域のファイルについて管理サーバーに通知を送信するかどうかを選択します。 この切り替えボタンをオンにすると、保管領域のファイルに関する通知を管理サーバーに送信します。 この切り替えボタンをオフにすると、保管領域のファイルに関する通知を管理サーバーに送信しません。 この切り替えボタンは既定でオンになっています。 |
オブジェクトの保存期間(日) |
保管領域にオブジェクトを保存する期間を指定する入力フィールド。 取りうる値: 既定値は |
保管領域の最大サイズ(MB) |
保管領域の最大サイズ(メガバイト単位)を指定する入力フィールド。 取りうる値: |