インストールパッケージは、Kaspersky Security Center を使用してカスペルスキー製品をリモートからインストールする目的で作成されたファイルのセットです。インストールパッケージには、アプリケーションのインストールやインストールの直後にアプリケーションを実行するための様々な設定が含まれています。インストールパッケージは、配布キットに含まれる拡張子が kpd および kud のファイルを使用して作成されます。Kaspersky Endpoint Security のインストールパッケージは、サポートされているすべてのオペレーティングシステムとプロセッサアーキテクチャの種別に共通です。
インストールパッケージを作成するには:
Web コンソールにダウンロードされたインストールパッケージのリストが表示されます。
新規パッケージウィザードが起動します。ウィザードの指示に従います。
ステップ 1:インストールパッケージの種別の選択
このステップでは、[カスペルスキー製品のインストールパッケージを作成する]を選択します。
ウィザードにより、カスペルスキーのサーバーにある配布パッケージからインストールパッケージが作成されます。リストは、製品の新しいバージョンがリリースされると自動的に更新されます。Kaspersky Endpoint Security のインストールには、このオプションを選択することを推奨します。
ファイルからインストールパッケージを作成することもできます。
ステップ 2:インストールパッケージ
このステップでは、Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux インストールパッケージを選択します。Kaspersky Endpoint Security 配布パッケージに関する情報が右側に表示されます。[ダウンロードしてインストールパッケージを作成]をクリックします。インストールパッケージの作成プロセスが開始されます。インストールパッケージの作成中に、使用許諾契約書の条項に同意する必要があります。
インストールパッケージが作成され、Web コンソールに追加されます。インストールパッケージを使用すると、企業ネットワークのコンピューターに Kaspersky Endpoint Security をインストールしたり、製品のバージョンをアップデートしたりできます。インストールパッケージの設定では、製品のインストール設定も指定できます(下の表を参照)。インストールパッケージには、管理サーバーのリポジトリから取得した定義データベースが含まれています。Kaspersky Endpoint Security のインストール後に定義データベースをアップデートする際、インストールパッケージ内の定義データベースをアップデートすることで、トラフィック量を削減できます。
インストールパッケージの設定
セクション |
説明 |
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製品設定 |
サービスロケールを指定します。Kaspersky Endpoint Security の操作中に使用されるロケールを指定するには、このチェックボックスをオンにします。RFC 3066 で指定されている形式のロケール。この設定が指定されていない場合、既定ではシステムのロケールが設定されます。 製品をアクティベートします。Kaspersky Endpoint Security をアクティベートするアクティベーションコードまたはライセンス情報ファイルを指定するには、このチェックボックスをオンにします。 |
アップデート元 |
アップデート元を指定できます:
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インストールオプション |
インストール後にアップデートタスクを実行します。Kaspersky Endpoint Security のインストール後にアップデートタスクを実行するには、このチェックボックスをオンにします。 プロキシを設定を指定します。インターネットへの接続に使用されるプロキシサーバーのアドレスを指定するには、このチェックボックスをオンにします。 カーネルソースをインストールします。カーネルモジュールのコンパイルを自動的に開始するには、このチェックボックスをオンにします。 GUI を使用します。グラフィカルユーザーインターフェイスの使用を有効にするには、このチェックボックスをオンにします。 |