閉鎖ソフトウェア環境モードの Astra Linux での本製品の実行

このセクションでは、Astra Linux Special Edition オペレーティングシステムで本製品を起動する方法について説明します。

Astra Linux Special Edition (regular update 1.7)、Astra Linux Special Edition (regular update 1.6) の場合

Astra Linux Special Edition (operational update 1.7) および Astra Linux Special Edition (operational update 1.6) のオペレーティングシステムで本製品を起動するには、以下の操作を実行します:

  1. ファイル /etc/digsig/digsig_initramfs.conf で、次の設定を指定します:

    DIGSIG_ELF_MODE=1

  2. 互換性パッケージをインストールします:

    apt install astra-digsig-oldkeys

  3. 本製品のライセンス用のディレクトリを作成します:

    mkdir -p /etc/digsig/keys/legacy/kaspersky/

  4. 本製品のライセンス(/opt/kaspersky/kesl/shared/kaspersky_astra_pub_key.gpg)を、前のステップで作成したディレクトリに配置します:

    cp kaspersky_astra_pub_key.gpg /etc/digsig/keys/legacy/kaspersky/

  5. RAM ディスクをアップデートします:

    update-initramfs -u -k all

Astra Linux Special Edition (operational update 1.5) の場合

Astra Linux Special Edition (operational update 1.5) オペレーティングシステムで本製品を実行する場合、次を実行します:

  1. ファイル /etc/digsig/digsig_initramfs.conf で、次の設定を指定します:

    DIGSIG_LOAD_KEYS=1

    DIGSIG_ENFORCE=1

  2. 本製品のライセンス用のディレクトリを作成します:

    mkdir -p /etc/digsig/keys/legacy/kaspersky/

  3. 本製品のライセンス(/opt/kaspersky/kesl/shared/kaspersky_astra_pub_key.gpg)を、前のステップで作成したディレクトリに配置します:

    cp kaspersky_astra_pub_key.gpg /etc/digsig/keys/legacy/kaspersky/

  4. RAM ディスクをアップデートします:

    sudo update-initramfs -u -k all

本製品のグラフィカルユーザーインターフェイスは、必須のアクセスコントロールのセッションで使用できます。

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