コマンドラインからの除外範囲の管理

OAS、ODS、OAFIM、ODFIM および AntiCryptor タスクに、指定した Path を使用して、コマンドラインから除外範囲を追加または削除できます。

新しい除外範囲を追加するには、次のコマンドを実行します:

kesl-control --set-settings <タスク ID>|<タスク名> --add-exclusion <パス>

スキャンタスクの操作を最適化するために、システムによって読み取り専用モードでマウントされたスナップショットを含むパスを、btrfs ファイルシステムを採用し、アクティブなスナップショットが有効になっているシステムの除外に追加することを推奨します。たとえば、SUSE / OpenSUSE をベースとするシステムの場合、パスに次の除外を追加できます:/.snapshots/*/snapshot/

新しい [ExcludedFromScanScope.item_#] セクションが設定情報ファイルに追加されます。Path パラメータで指定されているディレクトリのオブジェクトがスキャンから除外されます。

指定された Path パラメータを含む [ExcludedFromScanScope.item_#] セクションが既に存在している場合、設定情報ファイルにセクションが重複して追加されることはありません。UseScanArea パラメータが No に設定されている場合、このコマンドの実行後に値は Yes に変更され、このディレクトリにあるオブジェクトがスキャンから除外されます。

除外範囲を削除するには、次のコマンドを実行します:

kesl-control --set-settings <タスク ID>|<タスク名> --del-exclusion <パス>

指定したパスを含む [ExcludedFromScanScope.item_#] セクションがタスク設定情報ファイルから削除されます。Path パラメータで指定されているディレクトリのオブジェクトはスキャンから除外されません。

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