KESL コンテナの設定

KESL コンテナの設定とその既定値を、次の表で説明します。

KESL コンテナの設定

設定の説明

取りうる値

既定値

REST API のリスニングポート

 

8085

イベントの緊急度

debug

info

warning

error

critical

noset

noset

認証鍵

KRAS4D_XAPIKEY が設定されている場合、各リクエストの検証は x-api-key ヘッダーの存在について、およびその内容が KRAS4D_XAPIKEY 設定の値と一致するかどうかについて行われます。これらの条件が満たされない場合、リクエストは拒否されます。この設定がない場合、検証は実行されません。

No

アクティベーションコードまたはライセンス情報ファイル

アクティベーションコードを使用して KESL コンテナをアクティベートするには、KESL コンテナの実行時に、設定情報ファイルでアクティベーションコードを指定するか、環境変数でアクティベーションコードを指定します:

docker run ... -e KRAS4D_ACTIVATION='<アクティベーションコード>'

ライセンス情報ファイルを使用して KESL コンテナをアクティベートするには、KESL コンテナの実行時に、設定情報ファイルでライセンス情報ファイルを指定するか、環境変数でライセンス情報ファイルを指定します:

docker run ... -e KRAS4D_ACTIVATION='<ライセンス情報ファイル>' -e KRAS4D_KEYPATH=/root/kesl-service/keys -v <ライセンスがあるディレクトリのパス>:/root/kesl-service/keys ...

ライセンス情報ファイルを使用して KESL コンテナをアクティベートするには、マウントポイント「/root/kesl-service/keys」が必要です。

No

スキャンの詳細設定

オプションの KRAS4D_SCANOPTIONS 設定を使用すると、コンテナスキャンタスクを設定できます:

docker run ... -e KRAS4D_SCANOPTIONS='<settings>'

<設定> は、コンテナスキャンタスクの設定です。

No

アップデートの詳細設定

オプションの KRAS4D_UPDATEOPTIONS 設定を使用すると、アップデートタスクを設定 できます。

docker run ... -e KRAS4D_UPDATEOPTIONS='<settings>'

<設定> は、アップデートタスクの設定SourceType 設定、ApplicationUpdateMode 設定、CustomSources.item_# セクションでの設定)です。

No

KESL コンテナの開始時に定義データベースをアップデートする

既定では、定義データベースは KESL コンテナの開始時に /var/opt/kaspersky/kesl/common/updates ディレクトリにダウンロードされます。

定義データベースの 1 つのインスタンスを使用して複数の KESL コンテナの連動操作を導入し、KESL コンテナの起動を高速化するには、KESL コンテナがインストールされているコンピューターにマウントしてこのディレクトリを移動してください:

docker run ... -v <定義データベースのディレクトリのパス>:/var/opt/kaspersky/kesl/common/updates

True

対象のリポジトリに既に存在する場合は、イメージを処理しないでください。

 

False

設定情報ファイルの名前

 

kesl-service.config

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