本製品の起動および停止

既定では、Kaspersky Endpoint Security は、オペレーティングシステムの起動時に(各オペレーティングシステムの既定の実行レベルで)自動的に起動します。本製品はすべてのサービスタスクを開始し、さらにスケジュール設定で開始モードが PS に設定されているユーザータスクも開始します。

本製品を停止すると、実行中のすべてのタスクが中断されます。中断されたタスクは、本製品の再起動後に自動的に再開されません。スケジュール設定で開始モードが PS に設定されているユーザータスクのみが再起動されます。

本製品を実行するには、root アカウントが次のディレクトリの所有者であり、所有者のみが書き込みアクセス権を持つ必要があります:/var、/var/opt、/var/opt/kaspersky、/var/log/kaspersky、/opt、/opt/kaspersky、/usr/bin、/usr/lib、/usr/lib64。

Kaspersky Endpoint Security の起動、再起動、停止

本製品を systemd で開始するには、次のコマンドを実行します:

systemctl start kesl

本製品を systemd で停止するには、次のコマンドを実行します:

systemctl stop kesl

本製品を systemd で再起動するには、次のコマンドを実行します:

systemctl restart kesl

systemd のないシステムでアプリケーションを起動するには、次のコマンドを実行します:

/etc/init.d/kesl start

systemd のないシステムでアプリケーションを停止するには、次のコマンドを実行します:

/etc/init.d/kesl stop

systemd のないシステムでアプリケーションを再起動するには、次のコマンドを実行します:

/etc/init.d/kesl restart

Kaspersky Endpoint Security のステータスの監視

Kaspersky Endpoint Security の状態は、ウォッチドッグサービスにより監視されます。ウォッチドッグサービスは、製品の起動時に自動的に開始します。

製品がクラッシュした場合、ダンプファイルが生成され、製品は自動的に再起動されます。

本製品のステータスを systemd で表示するには、次のコマンドを実行します:

systemctl status kesl

systemd のないシステムでアプリケーションのステータスを表示するには、次のコマンドを実行します:

/etc/init.d/kesl status

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