Kaspersky Endpoint Security のコマンド

Kaspersky Endpoint Security の設定の値をコマンドラインから変更できます。

Kaspersky Endpoint Security のコマンドのルールは次の通りです:

Kaspersky Endpoint Security のコマンドヘルプの表示

--help

Kaspersky Endpoint Security のコマンドのヘルプを表示します。

Kaspersky Endpoint Security のイベントの表示

-W

Kaspersky Endpoint Security のイベントの表示を有効にします。

Kaspersky Endpoint Security の設定とタスクを管理するためのコマンド

-T

Kaspersky Endpoint Security の設定の管理またはタスクの管理(オプション)に使用されるコマンドのグループに、そのコマンドが属することを示す接頭辞。

[-S] --app-info

Kaspersky Endpoint Security に関する全般設定を表示します。

[-T] --get-app-settings --file <ファイル名とディレクトリ>

Kaspersky Endpoint Security の全般設定を返します。

[-T] --set-app-settings --file <ファイル名とディレクトリ>

Kaspersky Endpoint Security の全般設定を設定します。

[-T] --get-task-list

既存の Kaspersky Endpoint Security タスクのリストを返します。

[-T] --get-task-state <タスク ID>|<タスク名>

指定されたタスクのステータスを表示します。

[-T] --create-task <タスク名> --type <タスクの種別> --file <ファイル名とディレクトリ>

指定した種別のタスクを作成します。指定した設定ファイルからタスクに設定を読み込みます。

[-T] --delete-task <タスク ID>|<タスク名>

タスクを削除します。

[-T] --start-task <タスク ID>|<タスク名> [-W] [--progress] [--file <ファイル名とディレクトリ>]

タスクを開始します。

[-T] --stop-task <タスク ID>|<タスク名>

タスクを停止します。

[-T] --suspend-task <タスク ID>|<タスク名>

タスクを一時停止します。アップデートタスクの一時停止はできません。

[-T] --resume-task <タスク ID>|<タスク名>

タスクを再開します。アップデートタスクの再開はできません。

[-T] --get-settings <タスク ID>|<タスク名> --file <ファイル名とディレクトリ>

タスクの設定を返します。

[-T] --set-settings <タスク ID>|<タスク名> [<パラメータ>] [--file <ファイル名とディレクトリ>] [--add-path <パス>] [--del-path <パス>] [--add-exclusion <実行>] [--del-exclusion <実行>]

タスクの設定を指定します。

[-T] --scan-file <パス> [--action <処理>]

一時的な Scan_File タスクを作成して開始します。

[-T] --import-settings <--file file>

製品設定を設定ファイルにインポートします。

[-T] --update-application

製品をアップデートします。

[-T] --set-settings {<タスク ID>|<タスク名>} set-to-default

タスクの設定を既定値に設定します。

[-S] --omsinfo --file <パス>

Microsoft Operations Management Suite と統合するためのファイルを JSON 形式で作成します。

ライセンス管理コマンド

-L

ライセンスの管理に使用されるコマンドのグループに、そのコマンドが属することを示す接頭辞。

[-L] --install-active-key <アクティベーションコード>|<ライセンス情報ファイル>

現在のライセンスを追加します。

[-L] --install-additional-key <アクティベーションコード>|<ライセンス情報ファイル>

予備のライセンスを追加します。

[-L] --revoke-active-key

現在のライセンスを削除します。

[-L] --revoke-additional-key

予備のライセンスを削除します。

[-L] --query

ライセンスに関する情報を表示します。

ファイアウォール管理タスクのコマンド

[-F] --add-rule [--name <文字列>] [--action <処理>] [--protocol <プロトコル>] [--direction <ディレクトリ>] [--remote <リモート>] [--local <ローカル>] [--at <インデックス>]

新しいルールを追加します。

[-F] --del-rule [--name <文字列>] [--index <インデックス>]

ルールを削除します。

[-F] --move-rule [--name <文字列>] [--index <インデックス>] [--at <インデックス>]

ルールの優先度を変更します。

[-F] --add-zone --zone <ゾーン> [--address <アドレス>]

ゾーンに IP アドレスを追加します。

[-F] --del-zone [--zone <ゾーン>] [--address <アドレス>] [--index <インデックス>]

ゾーンから IP アドレスを削除します。

-F --query

情報を表示します。

アンチクリプタータスクのコマンド

[-H] --get-blocked-hosts

ブロックされるコンピューターの一覧を表示します。

[-H] --allow-hosts

信頼しないコンピューターをブロックしません。

Docker コンテナとイメージのスキャンのコマンド

[-T] --scan-container <コンテナ|イメージ[:tag]>

Docker コンテナの一時スキャンタスクを、コンテナのカスタムスキャンタスクの設定で作成します(タスク名:Custom_Container_Scan、task ID:19)。スキャンの完了後、一時的なタスクは自動的に削除されます。コンテナとイメージの名前または名前のマスクを指定できます。また、コンテナとまたはイメージの ID の指定も可能です。

ユーザー管理コマンド

[-U] --get-user-list

ユーザーとロールのリストを取得します。

[-U] --grant-role <ロール> <ユーザー>

指定したユーザーにロールを付与します。

[-U] --revoke-role <ロール> <ユーザー>

指定したユーザーのロールを取り消します。

保管領域を管理するためのコマンド

-B

保管領域の管理に使用されるコマンドのグループに、そのコマンドが属することを示す接頭辞。

[-B] --mass-remove --query

保管領域を完全に、または選択してクリアします。

[-B] --restore <オブジェクト ID> --file <ファイル名とディレクトリ>

保管領域からオブジェクトを復元します。

イベントログを管理するために使用されるコマンド

-E

イベントログの管理に使用されるコマンドのグループに、そのコマンドが属することを示す接頭辞。

[-E] --query --limit --offset --file <ファイル名とディレクトリ> --db <db ファイル>

情報が表示されるイベントの最大数。

--query

イベントログまたは指定されたログローテーションファイルからフィルタリングされるイベントに関する情報を返します。

--offset

サンプルの開始からオフセットするためのレコードの数。

--db

データベースファイルの名前。

タスクスケジュールの管理コマンド

[-T] --set-schedule <タスク ID>|<タスク名> --file <ファイル名とディレクトリ>

タスクスケジュールを設定するか、設定ファイルからタスクスケジュール設定をタスクに読み込みます。

[-T] --get-schedule <タスク ID>|<タスク名> --file <ファイル名とディレクトリ>

タスクスケジュールの設定を返します。

RuleType=Once|Monthly|Weekly|Daily|Hourly|Minutely|Manual|PS|BR

タスクの開始スケジュール。

PS - Kaspersky Endpoint Security の起動後にタスクを開始します。

BR - 定義データベースがアップデートされた後でタスクを開始します。

StartTime=[年/月/日] [hh]:[mm]:[ss]; [<日>|<曜日>]; [<期間>]

タスクの開始時刻。

RandomInterval=<分>

いくつかのタスクが同時に実行されている場合のタスクの実行頻度を設定します(分単位)。

RunMissedStartRules

Kaspersky Endpoint Security の起動後にスキップしたタスクの開始を有効または無効にします。

例:

タスクを 10 時間ごとに開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

RuleType=Hourly

RunMissedStartRules=No

StartTime=2019/May/30 23:05:00;10

RandomInterval=0

 

タスクを 10 分ごとに開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

RuleType=Minutely

RunMissedStartRules=No

StartTime=23:10:00;10

RandomInterval=0

 

タスクを毎月 15 日に開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

RuleType=Monthly

RunMissedStartRules=No

StartTime=23:25:00;15

RandomInterval=0

 

タスクを毎週火曜日に開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

RuleType=Weekly

StartTime=18:01:30;Tue

RandomInterval=99

RunMissedStartRules=No

 

タスクを 10 時間ごとに開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

RuleType=Daily

RunMissedStartRules=No

StartTime=23:15:00;11

RandomInterval=0

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