定期的なオンデマンドタスクのスケジュール指定

Kaspersky Endpoint Security では、オンデマンドスキャンタスクの定期スキャンのスケジュールを作成できます。

定期スキャンのスケジュールを作成するには:

  1. 次のコマンドを実行して、すべてのアプリケーションタスクを一覧表示します:

    kesl-control --get-task-list

    本製品では、ID=2(Scan_My_Computer)および ID=3(Scan_File)の ODS 種別の 2 つのオンデマンドスキャンタスクが提供されています。

    ID=3 のタスクは、kesl-control --scan-file コマンド設定に使用されます。このタスクは定期スキャンに使用できないため、この手順では ID=2 でのタスクのスケジュールについて説明します。

  2. 次のいずれかのコマンドを実行して、Scan_My_Computer タスクのスケジュールを取得します:
    • タスク ID を指定:

      kesl-control --get-schedule 2

    • タスク名を指定:

      kesl-control --get-schedule Scan_My_Computer

    既定では、手動によるスケジュールが指定されています(RuleType=Manual)。

  3. タスクスケジュールを設定するのに最も便利な方法は、設定ファイルを使用する方法です。以下に、設定ファイルの例をいくつか示します:
    • タスクを 10 時間ごとに開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

      RuleType=Hourly

      RunMissedStartRules=No

      StartTime=2019/May/30 23:05:00;10

      RandomInterval=0

    • タスクを 10 分ごとに開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

      RuleType=Minutely

      RunMissedStartRules=No

      StartTime=23:10:00;10

      RandomInterval=0

    • タスクを毎月 15 日に開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

      RuleType=Monthly

      RunMissedStartRules=No

      StartTime=23:25:00;15

      RandomInterval=0

    • タスクを毎週火曜日に開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

      RuleType=Weekly

      StartTime=18:01:30;Tue

      RandomInterval=99

      RunMissedStartRules=No

    • タスクを 10 時間ごとに開始するようにスケジュールするには、次のパラメータを指定します:

      RuleType=Daily

      RunMissedStartRules=No

      StartTime=23:15:00;11

      RandomInterval=0

  4. 上記の例を使用して任意のスケジュールでファイルを作成するか、ファイルを編集して、次のコマンドを実行します:

    kesl-control --set-schedule 2 --file schedule.ini

    ID=2 のタスクは毎日 03:00:00 に開始されます。

  5. スケジュールを破棄するには、手動モードに設定します:

    kesl-control --set-schedule 2 RuleType=Manual

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