[スキャンの設定]ウィンドウ

このウィンドウでは、タスクのファイルスキャンを設定します。

スキャン設定

設定

説明

アーカイブをスキャンする

このチェックボックスでは、アーカイブをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、アーカイブがスキャンされます。

アーカイブをスキャンするには、アーカイブを解凍する必要があるためスキャン速度が遅くなる可能性があります。[スキャンの全般設定]セクションの[スキャン時間が次を超えたらファイルをスキップする(秒)]および[ファイルのサイズが次を超えたらスキップする(MB)]を設定すると、アーカイブのスキャンの所要時間を減らすことができます。

このチェックボックスをオフにすると、アーカイブはスキャンされません。

既定では、このチェックボックスはオンです。

SFX アーカイブをスキャンする

このチェックボックスでは、自己解凍アーカイブをスキャンするかどうかを選択します。自己解凍アーカイブとは、実行可能な展開モジュールを含むアーカイブです。

このチェックボックスをオンにすると、自己解凍アーカイブがスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、自己解凍アーカイブはスキャンされません。

このチェックボックスは、[アーカイブをスキャン]がオフの場合に使用できます。

既定では、このチェックボックスはオンです。

メールデータベースをスキャンする

このチェックボックスでは、Microsoft Outlook、Outlook Express などのメールアプリケーションのメールデータベースをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、メールデータベースはスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、メールデータベースはスキャンされません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

メール形式のファイルをスキャンする

このチェックボックスでは、プレーンテキストのメールメッセージのファイルをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、プレーンテキストのメッセージがスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、プレーンテキストのメッセージはスキャンされません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

スキャン時間が次を超えたらファイルをスキップする(秒)

このフィールドでは、ファイルをスキャンする最大時間を秒単位で指定できます。指定した時間が経過した後、ファイルのスキャンは停止されます。

使用できる値:0 ~ 9999。値が 0 に設定されると、スキャン時間は制限されません。

既定値:0

ファイルのサイズが次を超えたらスキップする(MB)

このフィールドでは、スキャンするファイルの最大サイズをメガバイト単位で指定できます。

使用できる値:0 ~ 999999。値が 0 に設定されると、サイズにかかわらず、すべてのファイルがスキャンされます。

既定値:0

感染していないオブジェクトを記録する

このチェックボックスでは、ObjectProcessed タイプのイベントをログに記録するかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、スキャンされたすべてのオブジェクトの ObjectProcessed タイプのイベントをログに記録します。

このチェックボックスをオフにすると、スキャンされたオブジェクトの ObjectProcessed タイプのイベントを記録しません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

処理されていないオブジェクトを記録する

このチェックボックスでは、スキャン中にファイルを処理できない場合、ObjectNotProcessed タイプのイベントをログに記録するかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、[ObjectNotProcessed]タイプのイベントをログに記録します。

このチェックボックスをオフにすると、[ObjectNotProcessed]タイプのイベントを記録しません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

圧縮されたオブジェクトを記録する

このチェックボックスでは、検出されたすべての圧縮されたオブジェクトに関する PackedObjectDetected タイプのイベントをログに記録するかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、[PackedObjectDetected]タイプのイベントをログに記録します。

このチェックボックスをオフにすると、[PackedObjectDetected]タイプのイベントを記録しません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

iChecker 技術を使用する

このチェックボックスでは、前回のファイルのスキャン以降の新しいファイルおよび変更されたファイルのみをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、前回のスキャン以降の新しいファイルおよび変更されたファイルのみがスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、作成日または変更日に関係なくファイルがスキャンされます。

既定では、このチェックボックスはオンです。

Kaspersky Endpoint Security を仮想環境保護用 Light Agent モードで使用する場合、iChecker 技術の使用はサポートされません。スキャンの最適化は、Protection Server によって実行されます。

ヒューリスティック分析を使用する

このチェックボックスでは、ファイルのスキャン中にヒューリスティック分析を使用するかどうかを選択します。

既定では、このチェックボックスはオンです。

ヒューリスティック分析のレベル

ヒューリスティック分析を使用する]をオンにすると、ドロップダウンリストでヒューリスティック分析レベルを選択できます。

  • :スキャンの詳細レベルが最も低く、システム負荷は最小です。
  • :スキャンの詳細レベルは中程度で、システム負荷のバランスが取れています。
  • :スキャンの詳細レベルが最も高く、システム負荷は最大です。
  • 推奨(既定値):カスペルスキーが推奨する、最適なレベルです。保護品質と保護対象デバイスの性能への影響の最適な組み合わせを保証します。
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