タスクスケジュールの設定

アプリケーションがスタンドアロンモードで使用されている場合、次のタイプのタスクのスケジュール設定を表示および構成できます:ODS、アップデート、ロールバック、ODFIM、ContainerScan、および InventoryScan。アプリケーションが仮想環境を保護するために Light Agent モードで使用されている場合、次のタイプのタスクの開始スケジュール設定を表示および構成できます:ODS、ODFIM、ContainerScan、および InventoryScan。

タスクのスケジュール設定の編集

タスクのスケジュールを設定するには:

  1. タスクのスケジュール設定を設定情報ファイルに保存するには、次のコマンドを実行します:

    kesl-control --get-schedule <タスク ID>|<タスク名> --file <設定情報ファイル名> [--json]

  2. 設定情報ファイルを編集のために開きます。
  3. スケジュール設定を指定します。
  4. 変更内容を設定情報ファイルに保存します。
  5. 次のコマンドを使用して、スケジュール設定を設定情報ファイルからタスクにインポートします:

    kesl-control --set-schedule <タスク ID>|<タスク名> --file <設定情報ファイルの名前> [--json]

スケジュール設定の新しい値は、すぐに適用されます。

タスクのスケジュール設定

タスクの起動スケジュールを設定するために、以下の項目があります:

RuleType=Once|Monthly|Weekly|Daily|Hourly|Minutely|Manual|PS|BR

説明:

Manual – タスクを手動で開始します。

PS – 製品の起動後にタスクを開始します。

BR – 定義データベースのアップデート後にタスクを開始します。

StartTime=[<>/<>/<月の日付>] [hh]:[mm]:[ss]; [<月の日付>|<週の日付>]; [<定期的に開始>] – タスク開始時間。StartTime 設定は、次の場合に必要です:RuleType=Once|Monthly|Weekly|Daily|Hourly|Minutely

RandomInterval=<> – 0 から指定値(分)までの時間間隔。これは、同時にタスクが開始されないようにタスク開始時刻に加算されます。

RunMissedStartRules – 本製品の起動後に実行できなかったタスクの開始を指定します。

例:

タスクを 10 時間ごとに開始するようにスケジュールするには、次の設定を指定します:

RuleType=Hourly

RunMissedStartRules=No

StartTime=2021/May/30 23:05:00;10

RandomInterval=0

タスクを 10 分ごとに開始するようにスケジュールするには、次の設定を指定します:

RuleType=Minutely

RunMissedStartRules=No

StartTime=23:10:00;10

RandomInterval=0

タスクを毎月 15 日に開始するようにスケジュールするには、次の設定を指定します:

RuleType=Monthly

RunMissedStartRules=No

StartTime=23:25:00;15

RandomInterval=0

タスクを毎週火曜日に開始するようにスケジュールするには、次の設定を指定します:

RuleType=Weekly

StartTime=18:01:30;Tue

RandomInterval=99

RunMissedStartRules=No

タスクを 11 時間ごとに開始するようにスケジュールするには、次の設定を指定します:

RuleType=Daily

RunMissedStartRules=No

StartTime=23:15:00;11

RandomInterval=0

kesl-control --get-schedule コマンド

kesl-control --get-schedule コマンドは、タスクスケジュール設定を表示するか、指定された設定情報ファイルに保存します。

コマンド構文

kesl-control [-T] --get-schedule <タスク ID>|<タスク名> [--file <設定情報ファイルの名前>] [--json]

引数とキー

<タスク ID> – 製品におけるタスクの ID 番号。

<タスク名> – タスクの名前。

--file <設定情報ファイルの名前> – スケジュール設定を保存する設定情報ファイルの名前。パスを指定しないでファイルの名前を指定した場合、そのファイルは現在のディレクトリに作成されます。指定された名前のファイルが指定されたパスに既に存在する場合は、上書きされます。指定されたディレクトリがディスクに見つからない場合、設定情報ファイルは作成されません。

例:

アップデートタスクの設定を update_schedule.ini という名前のファイルに保存し、作成したファイルを現在のディレクトリに保存します:

kesl-control --get-schedule 6 --file update_schedule.ini

アップデートタスクのスケジュールを表示します:

kesl-control --get-schedule 6

kesl-control --set-schedule コマンド

kesl-control --set-schedule コマンドは、コマンドキーを使用してタスクのスケジュール設定を設定するか、指定された設定情報ファイルからタスクのスケジュール設定をインポートします。

コマンド構文

kesl-control --set-schedule <タスク ID>|<タスク名> --file <設定情報ファイルの名前> [--json]

kesl-control --set-schedule <タスク ID>|<タスク名> <設定名>=<設定値> <設定名>=<設定値>

引数とキー

<タスク ID> – 製品におけるタスクの ID 番号。

<タスク名> - タスクの名前。

--file <設定情報ファイルの名前> – 絶対パスを含めた設定情報ファイルの名前。このファイルからスケジュール設定がタスクにインポートされます。

例:

/home/test/on_demand_schedule.ini という名前の設定情報ファイルのスケジュール設定を ID=2 のタスクに読み込みます:

kesl-control --set-schedule 2 --file /home/test/on_demand_schedule.ini

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