[スキャンの設定]ウィンドウ

このウィンドウでは、ファイル脅威対策が有効になっている時にファイルスキャンを設定できます。

ファイル脅威対策の設定

設定

説明

アーカイブをスキャンする

このチェックボックスでは、アーカイブをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、Kaspersky Endpoint Security によってアーカイブがスキャンされます。

アーカイブをスキャンするには、アーカイブを解凍する必要があるためスキャン速度が遅くなる可能性があります。[スキャンの全般設定]セクションの[スキャン時間が次を超えたらファイルをスキップする(秒)]および[ファイルのサイズが次を超えたらスキップする(MB)]を有効にして設定すると、アーカイブのスキャンの所要時間を減らすことができます。

このチェックボックスをオフにすると、Kaspersky Endpoint Security によってアーカイブはスキャンされません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

SFX アーカイブをスキャン

このチェックボックスでは、自己解凍アーカイブをスキャンするかどうかを選択します。自己解凍アーカイブとは、実行可能な展開モジュールを含むアーカイブです。

このチェックボックスをオンにすると、Kaspersky Endpoint Security によって自己解凍アーカイブがスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、Kaspersky Endpoint Security によって自己解凍アーカイブはスキャンされません。

このチェックボックスは、[アーカイブをスキャン]がオフの場合に使用できます。

既定では、このチェックボックスはオフです。

メールデータベースをスキャン

このチェックボックスでは、Microsoft Outlook、Outlook Express などのメールアプリケーションのメールデータベースをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、メールデータベースがスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、Kaspersky Endpoint Security によってメールデータベースはスキャンされません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

メール形式のファイルをスキャンする

このチェックボックスでは、プレーンテキストのメールメッセージのファイルをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、Kaspersky Endpoint Security によってプレーンテキストのメッセージがスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、Kaspersky Endpoint Security によってプレーンテキストのメッセージはスキャンされません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

テキストファイルをスキップ

テキスト形式のファイルをスキャンから一時的に除外します。

このチェックボックスをオンにすると、最後のスキャンから 10 分以内にテキストファイルが同じプロセスで再利用される場合は、テキストファイルは Kaspersky Endpoint Security によってスキャンされません。この設定により、製品ログのスキャンを最適化できます。

このチェックボックスをオフにすると、テキストファイルがスキャンされます。

既定では、このチェックボックスはオフです。

スキャン時間が次を超えたらファイルをスキップする(秒)

このフィールドでは、ファイルをスキャンする最大時間を秒単位で指定できます。指定した時間が経過した後、Kaspersky Endpoint Security はファイルのスキャンを停止します。

使用できる値:0 ~ 9999。値が 0 に設定されると、スキャン時間は制限されません。

既定値:60

ファイルのサイズが次を超えたらスキップする(MB)

このフィールドでは、スキャンするファイルの最大サイズをメガバイト単位で指定できます。

使用できる値:0 ~ 999999。値が 0 に設定されると、Kaspersky Endpoint Security はサイズにかかわらず、すべてのファイルをスキャンします。

既定値:0

感染していないオブジェクトを記録する

このチェックボックスでは、ObjectProcessed タイプのイベントをログに記録するかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、Kaspersky Endpoint Security はスキャンされたすべてのオブジェクトの ObjectProcessed タイプのイベントをログに記録します。

このチェックボックスをオフにすると、Kaspersky Endpoint Security は、[ObjectProcessed]タイプのイベントを記録しません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

処理されていないオブジェクトを記録する

このチェックボックスでは、スキャン中にファイルを処理できない場合、ObjectNotProcessed タイプのイベントをログに記録するかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、ObjectNotProcessed タイプのイベントをログに記録します。

このチェックボックスをオフにすると、ObjectNotProcessed タイプのイベントを記録しません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

圧縮されたオブジェクトを記録する

このチェックボックスでは、検出されたすべての圧縮されたオブジェクトに関する PackedObjectDetected タイプのイベントをログに記録するかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、PackedObjectDetected タイプのイベントをログに記録します。

このチェックボックスをオフにすると、PackedObjectDetected タイプのイベントを記録しません。

既定では、このチェックボックスはオフです。

iChecker 技術を使用する

このチェックボックスでは、前回のファイルのスキャン以降の新しいファイルおよび変更されたファイルのみをスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、前回のスキャン以降の新しいファイルおよび変更されたファイルのみが Kaspersky Endpoint Security によってスキャンされます。

このチェックボックスをオフにすると、作成日または変更日に関係なくファイルが Kaspersky Endpoint Security によってスキャンされます。

既定では、このチェックボックスはオンです。

Kaspersky Endpoint Security を仮想環境保護用 Light Agent モードで使用する場合、iChecker 技術の使用はサポートされません。スキャンの最適化は、Protection Server によって実行されます。

ヒューリスティック分析を使用する

このチェックボックスでは、ファイルのスキャン中にヒューリスティック分析を使用するかどうかを選択します。

既定では、このチェックボックスはオンです。

ヒューリスティック分析のレベル

ヒューリスティック分析を使用する]をオンにすると、ドロップダウンリストでヒューリスティック分析レベルを選択できます。

  • :スキャンの詳細レベルが最も低く、システム負荷は最小です。
  • :スキャンの詳細レベルは中程度で、システム負荷のバランスが取れています。
  • :スキャンの詳細レベルが最も高く、システム負荷は最大です。
  • 推奨(既定値):カスペルスキーが推奨する、最適なレベルです。保護品質と保護対象デバイスの性能への影響の最適な組み合わせを保証します。
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