設定情報ファイルを使ってタスク設定の値を編集します:
kesl-control --get-settings を使用して、タスクの設定を設定情報ファイルに出力します。OAS、ODS、OAFIM、ODFIM、および AntiCryptor タイプのタスクでは、スキャン範囲および除外範囲を追加または削除できます。
スキャン範囲を追加したい場合は、ファイルに次の設定の [ScanScope.item_ #] セクションを追加します:
AreaDesc はスキャン範囲の説明で、その範囲に関する詳細情報が含まれます。UseScanArea は指定された範囲のスキャンを有効にします。Path は、スキャンするオブジェクトのあるディレクトリへのパスです。ローカルディレクトリへのパスを指定することも、クライアントデバイスにマウントされたリモートディレクトリのスキャンを有効にすることもできます。AreaMask.item_# はスキャン範囲の制限です。スキャンするファイル名のマスクを指定できます。スキャンは既定で、スキャン範囲内のすべてのオブジェクトに対して有効です。複数の AreaMask.item_# 項目を指定できます。除外範囲を追加する場合は、ファイルに次の設定の [ExcludedFromScanScope.item_#] セクションを追加します:
AreaDesc – 除外範囲の説明。除外範囲に関する詳細情報が含まれます。UseScanArea は指定された範囲の除外を有効にします。Path は、除外するオブジェクトのあるディレクトリへのパスです。ローカルディレクトリへのパスを指定することも、クライアントデバイスにマウントされたリモートディレクトリの除外を有効にすることもできます。設定可能な値はタスクのタイプによって異なります。AreaMask.item_# は除外範囲の制限です。スキャン範囲から除外したいファイル名のマスクを指定できます。既定では、範囲内のすべてのオブジェクトが除外されます。|
例:
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[ScanScope.item_#] セクションと [ExcludedFromScanScope.item_#] セクションは複数指定できます。範囲はインデックスの昇順で処理されます。
kesl-control --set-settings <タスク ID / 名> --file <設定情報ファイルへのパス> [--json]
説明:
<タスク ID / 名> は、タスク作成時に割り当てられたID、またはコマンドラインでのタスク名です。--file <設定情報ファイルのパス> は、タスク設定をインポートする設定情報ファイルの完全パスです。--json オプションを指定します。--json オプションが指定されていない場合、設定は INI ファイルからインポートされます。インポートが失敗すると、エラーが表示されます。ファイルで定義されたタスク設定のすべての値がアプリケーションにインポートされます。
許可リストを変更する場合や、すべてのアプリケーションの起動を禁止する場合、またはアプリケーションコントロールタスクの設定で Kaspersky Endpoint Security の動作に影響を与えるアプリケーションの起動を禁止する場合は、--accept オプションを指定して --set-settings コマンドを実行します。