スキャンの実行

コマンドの構文:

kav scan <スキャン範囲> <処理> <ファイル種別> <信頼リスト> <レポートのパラメータ> <詳細なパラメータ>

注意:ウイルスのスキャンの実行には、本製品で作成したタスクを使用することもできます。その場合は、タスクをコマンドラインから起動してください。タスクは Kaspersky Endpoint Security のインターフェイスで指定されたパラメータを使用して実行されます。

パラメータの説明

<スキャン範囲> - 悪意のあるコードのスキャンを行うオブジェクトのリストです。次に示す複数のパラメータを空白文字で区切って含めることができます。

次の値が選択できます:

<処理> - スキャン中に検知された悪意のあるオブジェクトの処理方法を決定します。このパラメータが指定されていない場合は、値 -i8 の処理が既定で実行されます。

次の値が選択できます:

<ファイル形式> - スキャンを行うファイル形式を指定します。このパラメータが指定されていない場合、既定では、感染の可能性があるファイルのみを、ファイルの内容に基づいてスキャンします。

次の値が選択できます:

<除外> - スキャンから除外するオブジェクトを指定します。次に示す複数のパラメータを空白文字で区切って含めることができます。

次の値が選択できます:

<レポートのパラメータ> - スキャン結果のレポート形式を決定します。レポートへの絶対パスまたは相対パスを使用できます。このパラメータが指定されていない場合、スキャン結果とすべてのイベントが表示されます。

次の値が選択できます:

<詳細なパラメータ> - スキャンテクノロジーの使用と設定ファイルの使用設定を定義するパラメータ:

例:

フォルダ ~/Documents、/Applications、およびファイル my test.exe のスキャンを開始します:

kav scan ~/Documents /Applications 'my test.exe'

ファイル object2scan.txt に登録されているオブジェクトをスキャンします。設定ファイル scan_settings.txt を使用します。スキャンの完了時に、すべてのイベントを記録するレポートを作成します:

kav scan -@:objects2scan.txt -c:scan_settings.txt -ra:scan.log

設定ファイルのサンプル:

-netdrives -@:objects2scan.txt -ra:scan.log

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