コンピュータの保護対象
Kaspersky Endpoint Security が検知した脅威は、様々な属性に基づいて複数のカテゴリに分類されます。Kaspersky Endpoint Security では、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツールは常にスキャンします。マルウェアはコンピュータに多大な損害を与える可能性があります。保護機能の信頼性をさらに高めるために、コンピュータや個人情報に損害を与えるために悪用される可能性がある正規のプログラムのチェックを有効にして、検知するオブジェクトの範囲を広げることができます。
Kaspersky Endpoint Security が保護を提供するオブジェクトは、次のグループに分けられます:
検知するオブジェクトのカテゴリの選択
- メニューバーにある本製品のアイコンをクリックし、[設定]を選択します。
本製品の設定ウインドウが表示されます。
- [脅威]タブの[検知するオブジェクト]セクションで、検知するオブジェクトが属するカテゴリに隣接するチェックボックスをオンにします。
注意:ユーザのコンピュータは、ウイルス、ワーム、トロイの木馬、悪意のあるツール、オートダイアラーからは常に保護されます。したがって、このカテゴリのチェックボックスをオフにすることはできません。
ファイル脅威対策、ウェブ脅威対策、スキャンタスクの実行中は、選択した検知対象のオブジェクトのカテゴリに基づいて、一部またはすべての定義データベースが使用されます。
注意:Kaspersky Endpoint Security によってマルウェアに分類されたアプリケーションが安全であるという確証がある場合、そのアプリケーションを信頼ゾーンに追加できます。
信頼ゾーンは、スキャンや監視の対象外となるオブジェクトのリストです。たとえば、無害であることが確実なオブジェクトやアプリケーション、URL へのアクセスがブロックされる場合は、これらを信頼ゾーンに追加することができます。
アプリケーションを信頼ゾーンに追加した場合、アプリケーションのファイルやネットワークにおける動作は、疑わしい動作も含め、一切監視されなくなります。ただし、信頼するアプリケーションであっても、実行ファイルとプロセスのスキャンは続行されます。
注意:管理者が信頼ゾーンの編集を禁止するようにポリシーを設定すると、ユーザは信頼ゾーンの設定に移動できなくなります。
信頼するファイルとフォルダのリストにファイルやフォルダを追加または削除する
- メニューバーにある本製品のアイコンをクリックし、[設定]を選択します。
本製品の設定ウインドウが表示されます。
- [脅威]タブの[除外]セクションにある[信頼ゾーン]をクリックします。
信頼ゾーンの設定ウインドウが表示されます。
- [ファイルとフォルダ]タブで、信頼するファイルとフォルダのリストを編集します:
- ファイルまたはフォルダをリストに追加するには:
- をクリックします。
ダイアログが表示されます。ここから、ファイルまたはフォルダを選択することができます。
- 追加するファイルまたはフォルダを選択します。
- [開く]をクリックします。
- ファイルまたはフォルダをリストから削除するには:
- 信頼するファイルとフォルダのリストから削除するファイルまたはフォルダを選択します。
- をクリックします。
- [OK]をクリックします。
信頼する URL のリストで信頼する URL を追加または削除する
- メニューバーにある本製品のアイコンをクリックし、[設定]を選択します。
本製品の設定ウインドウが表示されます。
- [脅威]タブの[除外]セクションにある[信頼ゾーン]をクリックします。
信頼ゾーンの設定ウインドウが表示されます。
このウインドウは、[脅威対策]タブの[全般]セクション[信頼ゾーン]をクリックして開くこともできます。
- [URL]タブで、このリストを編集します:
- リストに URL を追加するには:
- をクリックします。
- リストに追加する URL を入力します。
- [OK]をクリックします。
- リストからアドレスを削除するには:
- 削除したい URL を選択します。
- をクリックします。
- [OK]をクリックします。
既定では、信頼する URL のリストは空です。
信頼済みアプリケーションのリストで信頼済みアプリケーションを追加または削除する
- メニューバーにある本製品のアイコンをクリックし、[設定]を選択します。
本製品の設定ウインドウが表示されます。
- [脅威]タブの[除外]セクションにある[信頼ゾーン]をクリックします。
信頼ゾーンの設定ウインドウが表示されます。
このウインドウは、[脅威対策]タブの[全般]セクション[信頼ゾーン]をクリックして開くこともできます。
- [信頼済みアプリケーション]タブで、信頼済みアプリケーションのリストを編集します。
- リストにアプリケーションを追加するには:
- をクリックします。
必要なアプリケーションのパラメータを指定できるウインドウが開きます。
- 追加するアプリケーションの次のパラメータを指定します:
注意:これら 2 つのパラメータの値を手動で入力するか、 [選択]をクリックして、開いたウインドウで追加するアプリケーションを選択できます。この場合、これらのパラメータの値が自動的に挿入されます。
- [オプション]セクションで、 Kaspersky Endpoint Security アプリケーションで監視しない活動の種別を少なくとも 1 つ選択します:
- ファイル操作を監視しない
- ネットワーク活動を監視しない
- [OK]をクリックします。
- リストからアプリケーションを削除するには:
- 削除するオブジェクトを選択します。
- をクリックします。
既定では、信頼するアプリケーションのリストは空です。
信頼済みアプリケーションを編集する
- メニューバーにある本製品のアイコンをクリックし、[設定]を選択します。
本製品の設定ウインドウが表示されます。
- [脅威]タブの[除外]セクションにある[信頼ゾーン]をクリックします。
信頼ゾーンの設定ウインドウが表示されます。
このウインドウは、[信頼ゾーン]タブの[全般]セクションにある[脅威対策]をクリックして開くこともできます。
- [信頼済みアプリケーション]タブで、編集するアプリケーションを選択します。
- [編集]をクリックします。
- 表示されるウインドウで、アプリケーションのパラメータを編集します。
- [OK]をクリックします。
信頼する URL の監視を有効にする
- メニューバーにある本製品のアイコンをクリックし、[設定]を選択します。
本製品の設定ウインドウが表示されます。
- [脅威]タブの[除外]セクションにある[信頼ゾーン]をクリックします。
信頼ゾーンの設定ウインドウが表示されます。
- [URL]タブで、Kaspersky Endpoint Security が監視する URL に隣接するチェックボックスをオフにします。
- [OK]をクリックします。
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