アプリのすべての機能について、Kaspersky Endpoint Security for Android は権限をユーザーに要求します。必須権限が要求されるのは、セットアップウィザードの完了時、およびインストール後にアプリの個々の機能を使用する前です。必須権限を提供せずに Kaspersky Endpoint Security for Android をインストールすることはできません。
一部のデバイス(Huawei、Meizu、Xiaomi など)では、デバイスの設定で、オペレーティングシステム起動時に開始するアプリのリストに Kaspersky Endpoint Security for Android を手動で追加する必要があります。本アプリがリストに追加されていない場合、Kaspersky Endpoint Security for Android はモバイルデバイスの再起動後に全機能の実行を停止します。
Android 11.0 以降のデバイスでは、システム設定[アプリが使用されていない場合に権限を削除]を無効にする必要があります。無効にしないと、本アプリが数か月使用されなかった場合、ユーザーが本アプリに付与した権限がシステムによって自動的にリセットされます。
着信拒否の機能は、Kaspersky Endpoint Security for Android Service Pack 4 Update 4(ビルド 10.8.0.103)ではサポートされません。この場合、Kaspersky Endpoint Security for Android は SMS の権限についてユーザーに通知しません。着信拒否および SIM 監視の機能を動作させるには、旧バージョンの Kaspersky Endpoint Security for Android を使用する必要があります。
Kaspersky Endpoint Security for Android により要求される権限
権限 |
アプリの機能 |
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電話(Android 5.0~9.X) |
Kaspersky Security Center への接続(デバイス ID) |
ストレージ(必須) |
アンチウイルス |
すべてのファイルへのアクセス (Android 11 以降) |
アンチウイルス |
付近の Bluetooth デバイス(Android 12 以降) |
Bluetooth の使用制限 |
通知(Android 13) |
セキュリティの問題とアプリのイベントをユーザーに通知 |
バックグラウンドでの実行を許可(Android 12 以降) |
本アプリの継続的な動作を確保します。権限が許可されない場合、本アプリがメモリからアンロードされ、再起動できなくなる可能性があります。 |
デバイス管理者(必須)
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盗難対策 ー デバイスのロック(Android 5.0~6.X のみ) |
盗難対策 ー フロントカメラによる遠隔撮影 |
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盗難対策 ー アラーム音 |
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盗難対策 ー 完全リセット |
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パスワードによる保護 |
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アプリ削除に対する保護 |
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セキュリティ証明書のインストール |
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アプリ管理 |
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KNOX の管理(Samsung デバイスのみ) |
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Wi-Fi の設定 |
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Exchange ActiveSync の設定 |
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カメラ、Bluetooth、Wi-Fi の使用制限 |
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カメラ |
盗難対策 ー フロントカメラによる遠隔撮影 Android 11.0 以降のデバイスでは、デバイスに要求された際に、アクセス権をアプリの使用中のみ許可するように設定する必要があります。 |
位置情報 |
盗難対策 ー デバイスの GPS 追跡 Android 10.0 以降のデバイスでは、デバイスに要求された際に、アクセス権を常に許可するように設定する必要があります。 |
ユーザー補助 |
盗難対策 ー デバイスのロック(Android 7.0 以降のみ) |
危険サイトブロック |
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アプリ管理 |
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アプリ削除に対する保護(Android 7.0 以降のみ) |
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Kaspersky Endpoint Security for Android による警告の表示(Android 10.0 以降のみ) |
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カメラの使用の制限(Android 11 以降のみ) |
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ポップアップウィンドウを表示(一部の Xiaomi デバイス) |
危険サイトブロック |
バックグラウンドで実行中にポップアップウィンドウを表示する(一部の Xiaomi デバイス) |
危険サイトブロック |