機能制限の設定

これらのポリシー設定は、Android デバイスでのみ定義できます。

Kaspersky Security Center Web コンソールを使用すると、モバイルデバイスの次の機能へのユーザーアクセスを設定できます:

既定では、デバイスでの Wi-Fi、カメラ、Bluetooth の使用に制限はありません。

デバイスでの Wi-Fi、カメラ、Bluetooth の使用制限を設定するには:

  1. ポリシーのプロパティウィンドウを開きます:
    • Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[ポリシーとプロファイル]の順に選択します。開いたグループポリシーのリストで、設定するポリシーの名前をクリックします。
    • Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[モバイル]→[デバイス]の順に選択します。設定するポリシーの適用対象であるモバイルデバイスをクリックし、[アクティブなポリシーとポリシーのプロファイル]タブでポリシーを選択します。
  2. ポリシーのプロパティページで、[アプリケーション設定] → [セキュリティコントロール]の順に選択します。
  3. デバイス機能の管理]セクションで、Wi-Fi、カメラ、Bluetooth の使用を設定します:
    • ユーザーのモバイルデバイスの Wi-Fi モジュールを無効にするには、[WEP(Android 9 以前のデバイスのみ)]をオンにします。

      Android 10.0 以降のデバイスでは、Wi-Fi ネットワークの使用の禁止はサポートされていません。

    • ユーザーのモバイルデバイスのカメラを無効にするには、[カメラの使用を禁止する]をオンにします。

      Android 10 以降のデバイスの場合、カメラの使用を完全には禁止できません。

      Android バージョン 11 以降のデバイスでは、Kaspersky Endpoint Security for Android をユーザー補助機能として設定しておく必要があります。初期設定ウィザードで Kaspersky Endpoint Security for Android をユーザー補助機能として設定するよう要求されます。このステップはスキップできます。また、後からデバイスの設定でサービスを無効にすることもできます。この場合、カメラの使用を制限することはできません。

    • ユーザーのモバイルデバイスの Bluetooth を無効にするには、[Bluetooth の使用を禁止する]をオンにします。

      Android 12 以降では、デバイスユーザーが[付近の Bluetooth デバイス]権限を付与している場合に限り、Bluetooth の使用を無効にできます。ユーザーは、初期設定ウィザードの実行中、または後からこの権限を付与できます。

      Android 13 以降を実行している個人のデバイスでは、Bluetooth を無効にすることはできません。

  4. 保存]をクリックして、ポリシーに加えた変更を保存し、ポリシーのプロパティウィンドウを終了します。

モバイルデバイスと Kaspersky Security Center との次回の同期時に、デバイスに設定が適用されます。

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