モバイルデバイスへのコマンドの送信

Android モバイルデバイスへコマンドを送信し、デバイスの紛失または盗難時にデータを保護したり、Kaspersky Security Center とデバイスとの強制同期を実行したりできます。

iOS デバイスにコマンドを送信することはできません。

以下のコマンドがサポートされています:

Kaspersky Endpoint Security for Android には、コマンドを実行するための特定の権限が必要です。初期設定ウィザードの実行時に、必要な権限を Kaspersky Endpoint Security for Android に付与するよう要求されます。このステップはスキップできます。また、後からデバイスの設定で権限を無効にすることもできます。その場合、コマンドを実行することはできません。

Android 10.0 以降のデバイスの場合、位置情報へのアクセス権を常に許可するように設定する必要があります。Android 11.0 以降のデバイスの場合、カメラへのアクセス権をアプリの使用時のみ許可するように設定する必要があります。設定しない場合、盗難対策コマンドが動作しません。制限に関する通知が表示され、必要なレベルのアクセス権を許可するように再度要求されます。カメラへのアクセス権を今回のみ許可するオプションをユーザーが選択すると、本アプリはアクセス権が許可されたと判断します。カメラへのアクセス権が再度要求される場合は、ユーザーに直接確認することを推奨します。

モバイルデバイスへコマンドを送信するには:

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[モバイル]→[デバイス]の順に選択します。
  2. コマンドの送信先のデバイスを選択し、[コントロール]または[管理]をクリックします。
  3. 必要なコマンドを使用可能なコマンドのリストから選択し、[OK]をクリックします。
  4. 操作の確定を要求された場合、[OK]をクリックします。

指定したコマンドがモバイルデバイスへ送信され、確認のウィンドウが表示されます。

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