Firebase Cloud Messaging との情報交換

Kaspersky Endpoint Security for Android は、Firebase Cloud Messaging(FCM)サービスを使用して、ポリシーの設定が変更された時にコマンドや強制同期をタイムリーに実行します。

Firebase Cloud Messaging サービスを使用するには、Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールでこのサービスを設定する必要があります。

Kaspersky Security Center Windows 15.1 で Kaspersky Security Center Web コンソールを使用している場合は、管理コンソールでのみ FCM 設定を定義できます。その後、Kaspersky Security Center Web コンソールで FCM を使用してデバイスにコマンドを送信できるようになります。

Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールで Firebase Cloud Messaging を有効にするには:

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[モバイル]→[Android デバイスの同期]の順に選択します。

    Android デバイスの同期]ウィンドウが開きます。

  2. Firebase Cloud Messaging 設定を指定します:
    • Firebase プロジェクト番号]フィールドに送信者 ID を入力します。
    • 秘密鍵ファイルを開き、その内容をコピーして、[秘密鍵]フィールドに入力します。

Firebase Cloud Messaging が有効になります。

送信者 ID と秘密鍵を取得するには:

  1. Google ポータルに登録します。
  2. Firebase コンソールに移動します。
  3. 次のいずれかを実行します:
    • 新しいプロジェクトを作成するには、[プロジェクトを作成]をクリックし、画面の指示に従います。
    • 既存のプロジェクトを開きます。
  4. 歯車アイコンをクリックし、 プロジェクトの設定を選択します。

    プロジェクトの設定]ウィンドウが開きます。

  5. Cloud Messaging]タブを選択します。
  6. Firebase Cloud Messaging API(V1)]セクションの[送信者 ID]フィールドから関連する送信者 ID を取得します。
  7. サービスアカウント]タブを選択し、 [新しい秘密鍵を生成]をクリックします。
  8. 表示されたウィンドウで、 [キーの生成]をクリックして秘密鍵ファイルを生成し、ダウンロードします。

Firebase コンソールでの動作の詳細は、ドキュメントを参照してください。

これで、Firebase Cloud Messaging 設定を編集するための送信者 ID と、サーバー鍵ができました。

Firebase Cloud Messaging が設定されていない場合、モバイルデバイスのコマンドは、ポリシーで設定されたスケジュールに従ってデバイス と Kaspersky Security Center が同期される時に実行されます(たとえば 24 時間ごと)。つまり、コマンドやポリシーの設定は、すぐには反映されません。

本アプリの主要な機能をサポートする目的で、本アプリのインストールの一意な識別子(インスタンス ID)と次のデータを Firebase Cloud Messaging サービスに自動的に提供することにお客様は同意するものとします:

データはセキュアな通信で Firebase サービスへ転送されます。情報へのアクセスと保護は、Firebase サービスの関連する利用規約によって規制されています:Firebase データ処理とセキュリティ規約Firebaseのプライバシーとセキュリティ

Firebase Cloud Messaging サービスとの情報交換を停止するには:

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[モバイル]→[Android デバイスの同期]の順に選択します。

    Android デバイスの同期]ウィンドウが開きます。

  2. リセット]をクリックします。
  3. 開いたウィンドウで、[ OK ]をクリックしてリセットを確認します。

Firebase Cloud Messaging の設定がクリアされます。

ページのトップに戻る