デバイスのスキャン
アンチウイルスには制限事項があります:
- アンチウイルスの実行中、デバイスの外部ストレージ(SD カードなど)で検知された脅威は、仕事用プロファイルでは自動的に処理されません(ブリーフケースのアイコンが表示されたアプリケーション、Android 仕事用プロファイルの設定)。Kaspersky Endpoint Security for Android は、仕事用プロファイルでは外部ストレージにアクセスできません。検知したオブジェクトの情報がアプリの通知に表示されます。外部ストレージで検知されたオブジェクトを処理するには、手動でオブジェクトを削除し、デバイスのスキャンを再開する必要があります。
- 技術的な制限により、Kaspersky Endpoint Security for Android はサイズが 2 GB 以上のファイルをスキャンできません。スキャン中、そのようなファイルがスキップされたことを通知せずに、ファイルはスキップされます。
デバイスのスキャンを開始するには:
- Kaspersky Endpoint Security のメインウィンドウで、[設定]→[アプリの設定]→[マルウェア対策]→ [スキャンを開始]の順にタップします。
- デバイスのスキャン範囲を選択します:
- デバイス全体のスキャン:デバイスのファイルシステム全体をスキャンします。
- インストール済みアプリのスキャン:インストールされたアプリのみをスキャンします。
- オブジェクトスキャン:選択したフォルダーまたは個々のファイルをスキャンします。各オブジェクト(フォルダーまたはファイル)、またはデバイスのメモリに存在する次のパーティションのいずれかを選択できます:
- デバイスのストレージ:デバイス全体のアクセス可能なストレージを読み取ります。これには、オペレーティングシステムのファイルを保存するシステムストレージのパーティションも含まれます。
- 内部ストレージ:アプリのインストールと、メディアコンテンツやドキュメント、およびその他のファイルの保存を目的とした、デバイスのストレージのパーティション。
- 外部ストレージ:外部 SD カードのストレージ。外部 SD カードが挿入されていない場合、このオプションは非表示になります。
スキャンの設定へのアクセスは、管理者により制限されている場合があります。
スキャンを設定するには:
- Kaspersky Endpoint Security のメインウィンドウで、[設定]→[アプリの設定]→[マルウェア対策]→ [スキャンの設定]の順にタップします。
- アドウェアや、デバイスやデータに損害を与える目的で悪用される可能性のあるアプリを本アプリが検知するようにするには、[アドウェア、ダイヤラー、その他]の切り替えスイッチをオンにします。
- [脅威の検知時の処理]をタップして、本アプリの既定の処理を選択します。
- 隔離
隔離に移動されたファイルは、デバイスに損害を与えないよう、圧縮ファイルとして保管されます。隔離では、隔絶された保管領域に移動されたファイルを削除したり、復元したりできます。
- 手動選択
検知したオブジェクトごとに、処理(スキップ、隔離、削除)の選択を要求します。複数のオブジェクトを検知した場合は、選択したアクションをすべてのオブジェクトに適用できます。
- 削除
検知したオブジェクトを自動的に削除します。追加の処理は必要ありません。オブジェクトの削除前に、オブジェクトの削除に関する通知が一時的に表示されます。
- スキップ
検知したオブジェクトがスキップされると、Kaspersky Endpoint Security for Android はデバイス保護の問題についてユーザーに警告します。スキップされた各脅威について、脅威を除去するために実行できる処理が示されます。スキップされたオブジェクトのリストは、悪意のあるファイルが削除または移動された時などに変わることがあります。最新の脅威のリストを取得するには、完全スキャンを実行します。信頼性が高いレベルでデータを保護するには、検知されたすべての脅威を取り除きます。
検知した脅威に関する情報と、脅威に対して実行した処理は、アプリのレポートに記録されます([設定]→[レポート])。アンチウイルスの動作に関するレポートの表示を選択できます。
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