Kaspersky Private Security Network を使用する

Kaspersky Private Security Network（以降、「KPSN」とも表記）は、Kaspersky Security Network （KSN）の評価データベースへのアクセスを許可しますが、ユーザーデバイスから Kaspersky Security Network へデータは送信されません。

Kaspersky Private Security Network サーバーにはオブジェクト（ファイルまたは URL）のデータベースが保管されますが、Kaspersky Security Network サーバーには保管されません。KPSN 評価データベースは、企業ネットワーク内に保管され、企業の管理者が管理します。

KPSN を有効にすると、Kaspersky Endpoint Security はユーザーデバイスから KSN へ統計データを送信しません。

Kaspersky Security Center で KPSN の使用を有効にするには：

  1. Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、設定（NWC_settings_icon）をクリックします。

    管理サーバーのプロパティウィンドウが表示されます。

  2. ［全般］タブで、［KSN プロキシ設定］セクションを選択します。
  3. スイッチを［Kaspersky Private Security Network の使用が［有効］です］に切り替えます。
  4. ［KSN プロキシの設定ファイルを選択］をクリックし、拡張子が pkcs7 または pem の設定情報ファイル（カスペルスキーから提供されます）を選択します。
  5. ［開く］をクリックします。
  6. 管理サーバーのプロパティでプロキシサーバーの設定を編集しているが、ネットワーク構成により KPSN への直接アクセスが必要な場合は、［プライベート KSN への接続時にプロキシサーバーの設定を無視する］をオンにします。オンにしないと、管理対象アプリケーションからのリクエストが KPSN へ到達できません。
  7. ［Save］をクリックします。

設定のダウンロード後、プロバイダー名と連絡先、ファイルの作成日が KPSN の設定とともにインターフェイスに表示されます。KPSN 設定がモバイルデバイスに適用されます。

KPSN へ切り替えると、KSN の使用時に使用可能なアプリのカテゴリがアプリ管理でサポートされなくなります。アプリのカテゴリは、KSN へ切り替えると使用可能になります。

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