Kaspersky Security Center に接続されていない場合の暗号化ファイルへのアクセス

以下の手順は、Kaspersky Endpoint Security がインストールされているクライアントコンピューターのユーザー向けです。

Kaspersky Security Center に接続していない場合に暗号化ファイルにアクセスするには:

  1. 必要な暗号化ファイルへのアクセスを試みます。

    ユーザーが Kaspersky Security Center に接続されていない状態でコンピューターのローカルドライブに保存されているファイルへのアクセスを試みると、Kaspersky Endpoint Security はローカルコンピュータードライブに保存されているすべての暗号化ファイルへのアクセス要求を含むファイルを生成します。一方、ユーザーがリムーバブルドライブに保存されているファイルへのアクセスを試みると、Kaspersky Endpoint Security はそのリムーバブルドライブに保存されているすべての暗号化ファイルへのアクセスを要求するファイルを生成します。[アクセスがブロックされました]ウィンドウが表示されます。

  2. 暗号化されたファイルに対する拡張子が KESDC のアクセス要求ファイルを、企業 LAN の管理者に送信します。そのためには、次のいずれかの操作を行います:
    • 暗号化ファイルへのアクセスを要求するファイルをメールでローカルエリアネットワークの管理者に送信するには、[メールで送信]をクリックします。
    • 暗号化ファイルへのアクセスを要求するファイルを保存して、別の方法で LAN 管理者に送信するには、[保存]をクリックします。
  3. ローカルエリアネットワークの管理者が作成してユーザーに提供しているキーファイルを入手します。このファイルで暗号化されたファイルにアクセスできます。
  4. 次のいずれかの方法で、暗号化されたファイルのアクセスキーを有効化します:
    • 任意のファイルマネージャーで、暗号化ファイルへのアクセスのためのキーファイルを選択します。このファイルをダブルクリックして開きます。
    • 次の手順に従います:
      1. Kaspersky Endpoint Security のメインウィンドウを開きます。
      2. をクリックします。

        イベント]ウィンドウが表示されます。

      3. ファイルとデバイスへのアクセスステータス]タブを選択します。

        このタブには、すべての暗号化ファイルアクセス要求のリストが表示されます。

      4. 暗号化ファイルにアクセスするキーファイルの受け取りに使った要求を選択します。
      5. 暗号化ファイルにアクセスするために提供されたキーファイルを読み込むには、[参照]をクリックします。

        Microsoft Windows の標準ダイアログ[アクセスキーファイルの選択]が表示されます。

      6. Microsoft Windows の標準ダイアログ[アクセスキーファイルの選択]で、管理者が提供したファイルを選択します。このファイルの拡張子は kesdr であり、ファイル名はアクセス要求ファイルのファイル名と一致します。
      7. 開く]をクリックします。
      8. イベント]ウィンドウで[OK]をクリックします。

コンピューターのローカルドライブに保存されているファイルへのアクセスを試みているときに暗号化ファイルアクセス要求を含むファイルが生成されると、Kaspersky Endpoint Security はローカルコンピューターのドライブに保存されているすべての暗号化ファイルへのアクセス権を付与します。リムーバブルドライブに保存されているファイルへのアクセスを試みているときに暗号化ファイルのアクセス要求ファイルが生成されると、Kaspersky Endpoint Security はそのリムーバブルドライブに保存されているすべての暗号化ファイルへのアクセス権を付与します。他のリムーバブルドライブに保存されている暗号化ファイルにアクセスするには、リムーバブルドライブごとに別々のアクセスキーファイルを入手する必要があります。

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