ファイアウォール

LAN およびインターネットの使用中に、コンピューターは、ウイルス、その他のマルウェア、およびオペレーションシステムとソフトウェアの脆弱性を利用するさまざまな攻撃にさらされます。

コンピューターがインターネットや LAN に接続されているとき、ファイアウォールが、オペレーティングシステムに影響を与える可能性がある脅威のほとんどをブロックして、ユーザーのコンピューターに保管されている個人情報を保護します。またファイアウォールは、ユーザーのコンピューターのすべてのネットワーク接続を検知し、既定のネットワーク接続のステータスと共に、IP アドレスのリストを表示します。

ファイアウォールは、ネットワークルールに従ってすべてのネットワークアクティビティをフィルタリングします。ネットワークルールを設定すると、すべてのアプリケーションのインターネットアクセスをブロックすることから、アクセスを無制限に許可することまで、目的のコンピューター保護レベルを指定できます。

ファイアウォールの設定

パラメータ

説明

ネットワークパケットルール

ネットワークパケットルールのリストのテーブル。ネットワークパケットルールはアプリケーションに関係なく、ネットワークパケットに制限を加えるために使用します。このルールにより、選択したデータプロトコルの、特定のポートを通じた、受信ネットワークトラフィックと送信ネットワークトラフィックが制限されます。

このテーブルには、Microsoft Windows オペレーティングシステムで動作しているコンピューターのネットワークトラフィックを最適に保護するために、カスペルスキーが推奨する設定済みのネットワークパケットルールがリスト表示されます。

ネットワークパケットルールの優先度は、アプリケーションのネットワークルールよりも高くなります。

ファイアウォールでは、各ネットワークパケットルールに実行優先度が設定されます。ネットワークパケットルールの優先度は、ネットワークルールリスト内の位置によって決まります。リストの最上位にあるネットワークパケットルールの優先度が最も高くなります。ファイアウォールは、ネットワークパケットルールのリストに表示されているネットワークパケットルールを、上から下に順番に処理します。ネットワーク接続に適用される最上位のルールが検知され、ネットワークの動作を許可またはブロックすることによって、そのルールが実行されます。適用されたルールよりも優先度が低いネットワークパケットルールはすべてファイアウォールによって無視されます。

ネットワーク

このテーブルには、ファイアウォールによって検知されるコンピューターのネットワーク接続に関する情報が表示されます。

既定では、[パブリックネットワーク]ステータスがインターネットに割り当てられます。インターネットのステータスは変更できません。

ネットワークルール

アプリケーションネットワークルールのテーブル。アプリケーションネットワークルールに従って、Kaspersky Endpoint Security はオペレーティングシステムのアプリケーションのファイルおよびネットワークの動作を制限します。ファイアウォールは、ネットワークリソースへのアプリケーションのアクセスを制限します。

参照:製品のローカルインターフェイスを使用した管理

ネットワークルールの概要

ネットワーク接続種別の概要

ファイアウォールの有効化または無効化

ネットワーク接続種別の変更

ネットワークパケットルールの管理

アプリケーションネットワークルールの管理

ネットワークモニター

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