リモートインストールタスクの作成

リモートインストールタスクを作成するには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]-[タスク]を選択します。

    タスクのリストが表示されます。

  2. 追加]をクリックします。

タスクウィザードが起動します。ウィザードの指示に従います。

ステップ 1:タスクの基本設定の指定

タスクの基本設定を指定します。

  1. アプリケーション]ドロップダウンリストで、Kaspersky Security Center を選択します。
  2. タスク種別]で、[アプリケーションのリモートインストール]を選択します。
  3. タスク名]に「マネージャー用の Kaspersky Endpoint Security のインストール」などの短く分かりやすい名前を付けます。
  4. タスクを割り当てるデバイスの選択]で、タスク範囲の指定方法を選択します。

ステップ 2:インストール先のコンピューターの選択

選択したタスク範囲の指定方法に応じて、Kaspersky Endpoint Security をインストールするコンピューターを選択します。

ステップ 3:インストールパッケージの設定

インストールパッケージの設定を指定します:

  1. Kaspersky Endpoint Security for Windows のインストールパッケージを選択します。
  2. ネットワークエージェントのインストールパッケージを選択します。

    選択したバージョンのネットワークエージェントが Kaspersky Endpoint Security と合わせてインストールされます。ネットワークエージェントは、管理サーバーとクライアントコンピューターのやり取りをサポートします。ネットワークエージェントが既にコンピューター上にインストールされている場合、再インストールは行われません。

  3. インストールパッケージの強制ダウンロード]セクションで、製品のインストール方法を選択します。
    • ネットワークエージェントを使用する:コンピューター上にネットワークエージェントがインストールされていない場合、オペレーティングシステムの共有フォルダーを使用して先にネットワークエージェントがインストールされます。その後、ネットワークエージェントを使用して Kaspersky Endpoint Security がインストールされます。
    • ディストリビューションポイントを通じてオペレーティングシステムの共有フォルダーを使用する:インストールパッケージが、ディストリビューションポイント経由でオペレーティングシステムの共有フォルダーを使用してクライアントコンピューターに配布されます。ネットワーク内に 1 つ以上のディストリビューションポイントがある場合にこのオプションを選択できます。ディストリビューションポイントについて詳しくは、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
    • 管理サーバーを通じてオペレーティングシステムの共有フォルダーを使用する:ファイルが、管理サーバー経由でオペレーティングシステムの共有フォルダーを使用してクライアントコンピューターに配布されます。クライアントコンピューターにネットワークエージェントがインストールされていないが、クライアントコンピューターが管理サーバーと同じネットワーク内に存在する場合にこのオプションを選択できます。
  4. 同時ダウンロード数の上限]で、管理サーバーに送信されるインストールパッケージのダウンロード要求数の上限を設定します。要求数の上限を設定することで、ネットワークに過剰な負荷を与えずにすみます。
  5. インストール試行の数]で、製品のインストールの試行を繰り返す回数の上限を設定します。Kaspersky Endpoint Security のインストールがエラーで終了した場合、タスクは自動的にインストールをもう一度開始します。
  6. 必要に応じて、[アプリケーションが既にインストールされている場合再インストールしない]をオフにします。これにより、以前のバージョンの製品をインストールすることなどが可能になります。
  7. 必要に応じて、[ダウンロード前に OS のバージョンを確認する]をオフにします。このオプションがオンの場合、コンピューターのオペレーティングシステムが製品のインストール要件を満たさないのに製品の配布パッケージを誤ってダウンロードしてしまうことを防ぐことができます。コンピューターのオペレーティングシステムが製品のインストール要件を確実に満たしている場合は、この検証をスキップできます。
  8. 必要に応じて、[Active Directory のグループポリシーにパッケージのインストールを割り当てる]をオンにします。Kaspersky Endpoint Security はネットワークエージェントを使用して、あるいは Active Directory を使用して手動でインストールされます。ネットワークエージェントをインストールするには、リモートインストールタスクはドメイン管理者権限で実行する必要があります。
  9. 必要に応じて、[実行中のアプリケーションを終了するよう告知する]をオンにします。Kaspersky Endpoint Security のインストールはコンピューターのリソースを消費します。このオプションをオンにすると、ユーザーの利便性のために、製品のインストールウィザードで、インストールを開始する前に実行中のアプリケーションを終了するようにメッセージが表示されます。これにより、他のアプリケーションの動作でのエラーやコンピューターでのエラーの発生を防ぐことができます。
  10. この管理サーバーで管理されているデバイスに対する処理]セクションで、Kaspersky Endpoint Security のインストール方法を選択します。ネットワーク内に複数の管理サーバーがインストールされている場合、同じクライアントコンピューターが複数の管理サーバーで可視になる場合があります。これにより、たとえば同じクライアントコンピューターへの同じ製品のリモートインストールが複数の管理サーバーから重複して実行されるなどの競合が発生する場合があります。

ステップ 4:コンピューターへのアクセス用のアカウントの選択

ネットワークエージェントをインストールする場合に、オペレーティングシステムの共有フォルダーを使用するときに利用するユーザーアカウントを選択します。この場合、コンピューターへのアクセスには管理者権限が必要です。複数のアカウントを追加できます。指定されたアカウントに十分な権限が付与されていない場合、インストールウィザードでは次に指定されているアカウントが使用されます。既にインストールされているネットワークエージェントを使用して Kaspersky Endpoint Security をインストールする場合は、アカウントを選択する必要はありません。

ステップ 5:タスク作成の完了

作成]をクリックして、ウィザードを終了します。タスクのリストに新しいタスクが表示されます。タスクを実行するには、タスクのチェックボックスをオンにし、[開始]をクリックします。本製品がサイレントモードでインストールされます。

インストールが完了すると、保護が有効 アイコンがユーザーのコンピューターの通知領域に追加されます。エラーが発生 というアイコンが表示された場合、製品のアクティベーションが完了していることを確認してください。

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