ユーザーが行っているインターネット活動の監視

Kaspersky Endpoint Security では、許可されている Web サイトも含めて、すべての Web サイトへのユーザーのアクセスに関するデータをログに記録できます。この機能により、ブラウザーでのすべての閲覧履歴を取得できます。Kaspersky Endpoint Security は、Kaspersky Security Center、Kaspersky Endpoint Security のローカルログ、Windows イベントログのそれぞれに、ユーザーの活動に関するイベント情報を送信できます。Kaspersky Security Center でイベントを受信するには、管理コンソールまたは Web コンソールを使用して、イベントに関するポリシー設定を指定する必要があります。ウェブコントロールイベントのメールによる通知と、ユーザーのコンピューター画面上への通知の表示も設定できます。

HTTPS トラフィックをスキャンするには、セキュアな接続のスキャンを有効にする必要があります。

Kaspersky Endpoint Security では、ユーザーのインターネット活動に関して次のイベントが作成されます:

ユーザーのコンピューター上で発生したウェブコントロールイベントに関する情報の保存を設定するには:

  1. メインウィンドウで、[設定]をクリックします。
  2. 全般設定]セクションの[インターフェイス]を選択します。
  3. 通知]セクションの[設定]をクリックします。
  4. 表示されたウィンドウで、[ウェブコントロール]セクションを選択します。

    ウェブコントロールイベントと通知方法のリストが表示されます。

  5. それぞれのイベントの通知方法を指定します(ローカルログに保存またはWindows イベントログに保存)。

    許可されている Web サイトへのアクセスイベントもログに記録するには、ウェブコントロールの設定も編集する必要があります(下記の手順を参照)。

    イベントのリストで、画面上の通知とメール通知を有効にすることもできます。メールによる通知を送信するには、SMTP サーバー設定を指定する必要があります。メールによる通知の送信について詳しくは、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。

  6. 通知設定を保存します。

これにより、ユーザーのインターネット活動に関する情報のログへの記録が始まります。ウェブコントロールは、1 つの Web ページを構成するすべてのオブジェクトに関する情報を送信します。そのため、1 つの Web ページがブロックされたときに複数のイベントが作成される場合があります。たとえば、「http://www.example.com」という URL のページをブロックしたときに、Kaspersky Endpoint Security によって「http://www.example.com」「http://www.example.com/icon.ico」「http://www.example.com/file.js」などのオブジェクトに対するイベントが作成される可能性があります。

許可されている Web サイトへのアクセスイベントのログへの記録を有効にするには:

  1. メインウィンドウで、[設定]をクリックします。
  2. セキュリティコントロール]の[ウェブコントロール]セクションを選択します。
  3. 詳細設定]をクリックします。
  4. 表示されたウィンドウで、[許可対象のページの閲覧を記録する]をオンにします。

これにより、ブラウザーでのすべての閲覧履歴を確認できるようになります。

ページのトップに戻る