認証エージェントの使用

システムのハードディスクが暗号化されている場合、オペレーティングシステムの起動前に認証エージェントが読み込まれます。認証エージェントを使用して認証を完了し、暗号化されたハードディスクへのアクセス権を得てオペレーティングシステムを読み込みます。

認証手順が問題なく完了したら、オペレーティングシステムが読み込まれます。認証プロセスは、オペレーティングシステムが再起動するたびに繰り返されます。

場合によっては、ユーザーが認証を受けられないことがあります。たとえば、ユーザーが認証エージェントアカウントの認証情報を忘れた場合や、トークンまたはスマートカードのパスワードを忘れた場合、あるいはトークンまたはスマートカードを紛失した場合は、認証を受けられません。

ユーザーが認証エージェントアカウントの認証情報や、トークンまたはスマートカードのパスワードを忘れてしまった場合は、企業 LAN の管理者に連絡して認証情報を復元してもらうことができます。

ユーザーがトークンまたはスマートカードを紛失してしまった場合、管理者は、トークンまたはスマートカードの電子署名ファイルを、認証エージェントアカウントの作成コマンドに追加する必要があります。その後、暗号化されたデバイスへのアクセス権を取得するか暗号化されたデバイスのデータを復元するための手順をユーザー側で完了させます。

このセクションの内容

シングルサインオン(SSO)技術の有効化

認証エージェントアカウントの管理

認証エージェントでのトークンまたはスマートカードの使用

認証エージェントのトレースレベルの選択

認証エージェントのヘルプテキストの編集

認証エージェントの動作テスト後に残存するオブジェクトとデータの削除

ページのトップに戻る