バックグラウンドスキャン
バックグラウンドスキャンモードでは、Kaspersky Endpoint Security はユーザー向けの通知を表示せずにスキャンを実行します。バックグラウンドスキャンは、その他のスキャン種別(完全スキャンなど)よりも、リソース消費量が少なくなります。このモードでは、Kaspersky Endpoint Security はスタートアップオブジェクト、ブートセクター、システムメモリ、システムパーティションをスキャンします。次のケースでは、バックグラウンドスキャンが開始されます。
- 定義データベースがアップデートされた。
- Kaspersky Endpoint Security が起動してから 30 分が経過した。
- 前回のタスクから 6 時間が経過した。
- コンピューターが 5 分間以上アイドル状態になっている(コンピューターがロックされているまたはスクリーンセーバーが実行されている)。
コンピューターが 5 分間以上アイドル状態になっていてバックグラウンドスキャンが開始された場合、次のいずれかの条件が満たされるとスキャンが中断されます。
バックグラウンドスキャンの実行時に、Kaspersky Endpoint Security では、OneDrive クラウドストレージ上にコンテンツがあるファイルはスキャンされません。
管理コンソール(MMC)でバックグラウンドスキャンを有効にする方法
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、設定を適用するクライアントコンピューターが属している管理グループのフォルダーを開きます。
- 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- 目的のポリシーを選択し、ダブルクリックしてポリシーのプロパティを表示します。
- ポリシーウィンドウで、[ローカルタスク] → [バックグラウンドスキャン]の順に選択します。
- [バックグラウンドスキャン]を使用して機能を有効または無効にします。
- 変更内容を保存します。
Web コンソールと Cloud コンソールでバックグラウンドスキャンを有効にする方法
- Web コンソールのメインウィンドウで[デバイス]→[ポリシーとプロファイル]の順に選択します。
- Kaspersky Endpoint Security のポリシーの名前をクリックします。
ポリシーのプロパティウィンドウが表示されます。
- [アプリケーション設定]タブを選択します。
- [ローカルタスク] → [バックグラウンドスキャン]に移動します。
- [バックグラウンドスキャン]を使用して機能を有効または無効にします。
- 変更内容を保存します。
製品インターフェイスでバックグラウンドスキャンを有効にする方法
- メインウィンドウで、[タスク]セクションに移動します。
- タスクのリストで、スキャンタスクを選択してボタン()をクリックします。
- [バックグラウンドスキャン]を使用して機能を有効または無効にします。
- 変更内容を保存します。
バックグラウンドスキャンが表示されない場合は、管理者によりポリシー内でローカルタスクの使用が禁止されていることを意味します。
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