プロセスの開始

プロセスの開始タスクを使用してリモートからファイルを実行することができます。たとえば、コンピューターの設定ファイルを作成するユーティリティをリモートから実行したりすることができます。次に、ファイルの取得タスクを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールで作成されたファイルを受け取ります。

Web コンソールでのみ設定できます。

プロセスの開始タスクを作成するには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[タスク]の順に選択します。

    タスクのリストが表示されます。

  2. 追加]をクリックします。

    タスクウィザードが起動します。

  3. タスクの設定を指定します:
    1. アプリケーションドロップダウンリストで、Kaspersky Endpoint Security for Windows (11.7.0)を選択します。
    2. タスク種別]で、[プロセスの開始]を選択します。
    3. タスク名]に簡潔な内容を入力します。
    4. タスクを割り当てるデバイスの選択]で、タスク範囲の指定方法を選択します。
  4. タスク範囲の指定方法に応じて、対象デバイスを選択します。[次へ]をクリックします。
  5. タスクの実行に使用するユーザーアカウントの認証情報を入力します。[次へ]をクリックします。

    既定では、Kaspersky Endpoint Security はタスクをシステムユーザーアカウント(SYSTEM)として開始します。

  6. 終了]をクリックして、ウィザードを終了します。

    タスクのリストに新しいタスクが表示されます。

  7. 新しいタスクをクリックします。
  8. タスクのプロパティウィンドウが表示されます。
  9. アプリケーション設定]タブを選択します。
  10. プロセスの開始コマンドを入力します。

    たとえば、「conf.txt」というファイルにコンピューターの設定に関する情報を保存する「utility.exe」と言うユーティリティを使用する場合、次のように値を入力します:

    • 実行コマンドutility.exe
    • コマンドライン引数/R conf.txt
    • 作業フォルダーのパスC:\Users\admin\Diagnostic\

    または、[実行コマンド]フィールドに、「C:\Users\admin\Diagnostic\utility.exe /R conf.txt」と入力することもできます。この場合、その他の設定を入力する必要はありません。

  11. 保存]をクリックします。
  12. タスクの横にあるチェックボックスをオンにします。
  13. 開始]をクリックします。

この結果、Kaspersky Endpoint Security はコマンドをサイレントモードで実行し、プロセスを開始します。[結果]のタスクのプロパティでタスクの結果を確認できます。

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