侵害インジケーター(IOC)を含むファイルで、本製品が検知の判断時に一致させる一連のインジケーターを含むファイルです。スキャンの結果として複数の IOC ファイル内の項目と一致した場合は、検知の可能性がより高くなります。
本製品は侵害インジケーターの記述に OpenIOC のバージョン 1.0 および 1.1 の IOC および XML が含まれる IOC ファイルをサポートしています。
コマンドラインで IOC スキャンタスクの作成中にサポートされない IOC ファイルをアップロードした場合、本製品はタスクが実行されたときにサポートされる IOC ファイルのみを使用します。コマンドラインで IOC スキャンタスクの作成中に、すべてのアップロードされた IOC ファイルがサポートされないファイルだった場合は、タスクは実行されますが侵害インジケーターは検知されません。Web コンソールまたは Cloud コンソールを使用してサポートされない IOC ファイルをアップロードすることはできません。
IOC ファイルの構文エラーおよびサポートされない IOC タームおよびタグがあってもタスクの実行は失敗しません。IOC ファイルのこのようなセクションでは、本製品は一致なしとして判断します。
単一の IOC スキャンタスクで使用されるすべての IOC ファイルの識別子は一意である必要があります。同じ識別子を持つ IOC ファイルが存在した場合、タスクの実行結果に影響を与えることがあります。