Kaspersky Sandbox コンポーネントと連携するには、Kaspersky Sandbox コンポーネントを追加する必要があります。Kaspersky Sandbox コンポーネントは、インストール中またはアップグレード中、またはコンポーネントの変更タスクを使用して選択できます。
コンポーネントの変更タスクの実行後、タスクのステータスが正しく表示されないことがあります。「正常に完了しました」と表示されるはずの箇所に「スケジュール済み」ステータスが表示されます。しかし、タスクは正常に完了している可能性があります。Kaspersky Security Center コンソール([アプリケーション] - [Kaspersky Endpoint Security for Windows] - [コンポーネント]の順に選択)または製品のローカルインターフェイスで新しいコンポーネントが正しくインストールされていることを確認してください。
この機能を使用するには、次の条件を満たす必要があります:
Kaspersky Sandbox のすべての機能を使用するには、隔離するファイルのデータ転送が有効になっていることを確認してください。このデータは Web コンソール経由でコンピューター上で隔離されたファイルに関する情報を取得するために必要となります。たとえば、Web コンソールで分析用に隔離からファイルをダウンロードすることができます。
Kaspersky Security Center Web コンソールを経由した管理サーバーと Kaspersky Sandbox が連携するためには、 新しい保護された接続であるバックグラウンド接続を確立する必要があります。Kaspersky Security Center とその他のカスペルスキーのソリューションとの統合について詳しくは、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
Kaspersky Security Center Web コンソールと管理サーバー間でバックグラウンド接続が確立されていない場合、脅威への対応の一部としてのスタンドアロンの IOC スキャンタスクは作成されません。
コマンドラインを使用して、Web コンソールまたはローカルで Kaspersky Sandbox との連携を有効または無効にすることができます。
Kaspersky Sandbox との連携を有効または無効にするには:
ポリシーのプロパティウィンドウが表示されます。
Kaspersky Sandbox コンポーネントが有効になりました。コンポーネントの動作状態は製品機能の状態レポートで表示できます。また、コンポーネントの動作状態を Kaspersky Endpoint Security のローカルインターフェイス内のレポートで表示して確認することもできます。[Kaspersky Sandbox]が Kaspersky Endpoint Security のコンポーネントのリストに追加されます。
Kaspersky Endpoint Security は Kaspersky Sandbox コンポーネントの動作に関する情報をレポートに保存します。レポートにはエラーに関する情報も記録されます。「Error code: XXX
」という形式のエラー(例:0xa67b01f4
)が表示された場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください。