クライアントコンピューターへの製品の導入が完了したら、Kaspersky Security Center Web コンソールから Kaspersky Endpoint Security を管理するために次の操作を実行する必要があります:
- 管理コンソールで、[管理サーバー]→[タスク]のフォルダーに移動します。
タスクのリストが表示されます。
- [新規タスク]をクリックします。
タスクウィザードが起動します。ウィザードの指示に従います。
ステップ 1:タスク種別の選択
[Kaspersky Endpoint Security for Windows (11.9.0)]→[スキャン]の順に選択します。
ステップ 2:スキャン範囲
スキャンタスクの実行時に、Kaspersky Endpoint Security によってスキャンされるオブジェクトのリストを作成します。
ステップ 3:Kaspersky Endpoint Security の操作
脅威の検知時の処理を選択します:
[コンピューターを使用していないときにのみ実行する]を使用してタスク実行モードを設定します。このチェックボックスでは、コンピューターリソースが限られているときにスキャンタスクを中断する機能を有効にするか無効にするかを切り替えます。スクリーンセーバーがオフの状態でかつコンピューターのロックが解除されている場合、スキャンタスクは一時停止します。
ステップ 4:タスクを割り当てるデバイスの選択
タスクを実行するコンピューターを選択します。次の設定方法があります:
- 管理グループにタスクを割り当てます。この場合、作成済みの管理グループに含まれるコンピューターにタスクが割り当てられます。
- 未割り当てデバイスなど、管理サーバーがネットワーク内で検出したデバイスを選択します。タスクの対象となるデバイスには、未割り当てデバイスだけでなく管理グループ内のデバイスも含めることができます。
- デバイスのアドレスを手動で指定するか、リストからインポートします。タスクを割り当てるデバイスの NetBIOS 名、IP アドレス、IP サブネットを指定できます。
ステップ 5:タスクを実行するアカウントの選択
スキャンタスクを実行するアカウントを選択します。既定では、Kaspersky Endpoint Security はローカルユーザーアカウントの権限でタスクを開始します。スキャン範囲にアクセスが制限されたネットワークドライブまたはその他のオブジェクトが含まれる場合は、適切なアクセス権を持つユーザーアカウントを選択します。
ステップ 6:タスク開始スケジュールの設定
タスクを開始するスケジュールを設定します。例えば、手動、または定義データベースがリポジトリにダウンロードされた後に開始するなどです。
ステップ 7:タスク名の定義
タスクの名前を入力します。たとえば、「毎日の完全スキャン」など。
ステップ 8:タスク作成の終了
ウィザードを終了します。必要に応じて、[ウィザードの完了後にタスクを実行]をオンにします。タスクのプロパティでタスクの進行状況を監視できます。設定が完了すると、指定したスケジュールに従ってユーザーのコンピューターでスキャンタスクが実行されるようになります。