Kaspersky Endpoint Security 11.7.0 に、Kaspersky Endpoint Agent から Kaspersky Endpoint Security への移行用のウィザードが実装されました。次のソリューション用のポリシーおよびタスクの設定を移行することができます:
最初に単一のコンピューターで Kaspersky Endpoint Agent から Kaspersky Endpoint Security に移行し、次にコンピューターのグループで移行してから組織のすべてのコンピューターへの移行を完了させてください。
Kaspersky Endpoint Agent から Kaspersky Endpoint Security にポリシーおよびタスクの設定を移行するには、
Web コンソールのメインウィンドウで、[操作] → [Kaspersky Endpoint Agent からの移行]の順に選択します。
ポリシーとタスクの移行ウィザードが開始されます。ウィザードの指示に従います。
ステップ 1:ポリシーの移行
移行ウィザードでは Kaspersky Endpoint Security および Kaspersky Endpoint Agent のポリシーの設定を統合する新しいポリシーが作成されます。ポリシーのリストで、Kaspersky Endpoint Security のポリシーと統合する Kaspersky Endpoint Agent のポリシーを選択します。Kaspersky Endpoint Security と設定を統合する Kaspersky Endpoint Agent のポリシーをクリックして選択します。正しいポリシーを選択したことを確認してから次の手順に進みます。
ステップ 2:タスクの移行
移行ウィザードが Kaspersky Endpoint Security 向けの新しいタスクを作成します。タスクのリストで、Kaspersky Endpoint Security のポリシー向けに作成する Kaspersky Endpoint Agent のタスクを選択します。このウィザードでは Kaspersky Endpoint Detection and Response および Kaspersky Sandbox 向けのタスクがサポートされます。次の手順に進みます。
ステップ 3:ウィザードの完了
ウィザードを終了します。ウィザードは次の操作を行います:
ポリシーは Kaspersky Endpoint Security および Kaspersky Endpoint Agent の設定を統合します。ポリシーには <Kaspersky Endpoint Security ポリシー名> & <Kaspersky Endpoint Agent ポリシー名> という名前が付けられます。新しいポリシーのステータスは無効になっています。続行するには、Kaspersky Endpoint Agent と Kaspersky Endpoint Security のポリシーをそれぞれ無効にして、新しく統合されたポリシーを有効にします。
Kaspersky Endpoint Agent から Kaspersky Endpoint Security for Windows への移行後、新しいポリシーに管理サーバーへのデータ転送機能(隔離されたファイルのデータと脅威の活動連鎖のデータ)が設定されていることを確認してください。データ転送のパラメータ値は Kaspersky Endpoint Agent ポリシーからは移行されません。
新規タスクは Kaspersky Endpoint Detection and Response および Kaspersky Sandbox 向けの Kaspersky Endpoint Agent タスクのコピーです。同時に、ウィザードは Kaspersky Endpoint Agent タスクには変更を加えません。