バックグラウンドスキャンモードでは、Kaspersky Endpoint Security はユーザー向けの通知を表示せずにスキャンを実行します。バックグラウンドスキャンは、その他のスキャン種別(完全スキャンなど)よりも、リソース消費量が少なくなります。このモードでは、Kaspersky Endpoint Security はスタートアップオブジェクト、ブートセクター、システムメモリ、システムパーティションをスキャンします。
コンピューターのリソース消費量を抑えるために、完全スキャンタスクではなく、バックグラウンドスキャンタスクを使用することを推奨します。これは、コンピューターのセキュリティレベルには影響しません。これらのタスクは同じスキャン範囲を対象にします。コンピューターの負荷を最適化するため、完全スキャンとバックグラウンドスキャンは同時に実行されることはありません。完全スキャンタスクを既に実行済みの場合、バックグラウンドスキャンタスクは完全スキャンタスクが完了してから 7 日間は開始されません。
次のケースでは、バックグラウンドスキャンが開始されます。
コンピューターが 5 分間以上アイドル状態になっていてバックグラウンドスキャンが開始された場合、次のいずれかの条件が満たされるとスキャンが中断されます。
ただし、バックグラウンドスキャンが実行されていない期間が 10 日を超えている場合、スキャンは中断されません。
バックグラウンドスキャンの実行時に、Kaspersky Endpoint Security では、OneDrive クラウドストレージ上にコンテンツがあるファイルはスキャンされません。
管理コンソール(MMC)でバックグラウンドスキャンを有効にする方法
Web コンソールと Cloud コンソールでバックグラウンドスキャンを有効にする方法
製品インターフェイスでバックグラウンドスキャンを有効にする方法