ユーザーが行っているインターネット活動の監視

Kaspersky Endpoint Security では、許可されている Web サイトも含めて、すべての Web サイトへのユーザーのアクセスに関するデータをログに記録できます。この機能により、ブラウザーでのすべての閲覧履歴を取得できます。Kaspersky Endpoint Security は、Kaspersky Security Center、Kaspersky Endpoint Security のローカルログ、Windows イベントログのそれぞれに、ユーザーの活動に関するイベント情報を送信できます。Kaspersky Security Center でイベントを受信するには、管理コンソールまたは Web コンソールを使用して、イベントに関するポリシー設定を指定する必要があります。ウェブコントロールイベントのメールによる通知と、ユーザーのコンピューター画面上への通知の表示も設定できます。

監視機能をサポートするブラウザー:Microsoft Edge、Microsoft Internet Explorer、Google Chrome、Yandex Browser、Mozilla Firefox。ユーザーの操作履歴の監視はその他のブラウザーでは動作しません。

Kaspersky Endpoint Security では、ユーザーのインターネット活動に関して次のイベントが作成されます:

ユーザーのインターネット活動の監視を有効にする前に、以下の項目を実行してください:

Web トラフィックに Web ページとの連携スクリプトを埋め込むには:

  1. メインウィンドウで歯車の形をした製品設定アイコン をクリックします。
  2. 本製品の設定ウィンドウで、[全般設定]→[ネットワーク設定]を選択します。

    製品のネットワーク設定のウィンドウ。

    製品のネットワーク設定

  3. トラフィック処理]ブロックで、[Webページと連携するためWebトラフィック内にスクリプトを埋め込む]をオンにします。
  4. 変更内容を保存します。

Kaspersky Endpoint Security は Web トラフィックに Web ページと相互作用するスクリプトを埋め込みます。このスクリプトにより、ウェブコントロールのイベントをアプリケーションイベントログ、OS イベントログ、レポートに登録できるようになります。

ユーザーのコンピューター上で発生したウェブコントロールイベントに関する情報の保存を設定するには:

  1. メインウィンドウで歯車の形をした製品設定アイコン をクリックします。
  2. 本製品の設定ウィンドウで、[全般設定]→[インターフェイス]を選択します。
  3. 通知]ブロックの[通知の設定]をクリックします。
  4. 表示されたウィンドウで、[ウェブコントロール]セクションを選択します。

    ウェブコントロールイベントと通知方法のリストが表示されます。

  5. それぞれのイベントの通知方法を指定します(ローカルレポートに保存またはWindows イベントログに保存)。

    許可されている Web サイトへのアクセスイベントもログに記録するには、ウェブコントロールの設定も編集する必要があります(下記の手順を参照)。

    イベントのリストで、画面上の通知とメール通知を有効にすることもできます。メールによる通知を送信するには、SMTP サーバー設定を指定する必要があります。メールによる通知の送信について詳しくは、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。

  6. 変更内容を保存します。

これにより、ユーザーのインターネット活動に関する情報のログへの記録が始まります。

ウェブコントロールは、ユーザーの活動に関するイベント情報を次のように Kaspersky Security Center に送信します:

許可されている Web サイトへのアクセス時にイベントのログ記録を有効にするには:

  1. メインウィンドウで歯車の形をした製品設定アイコン をクリックします。
  2. 本製品の設定ウィンドウで、[セキュリティコントロール]→[ウェブコントロール]を選択します。
  3. 詳細]ブロックの[詳細設定]をクリックします。
  4. 表示されたウィンドウで、[許可対象のページの閲覧を記録する]をオンにします。
  5. 変更内容を保存します。

これにより、ブラウザーでのすべての閲覧履歴を確認できるようになります。

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