KSWS のタスクとポリシーの移行

KSWS のポリシーおよびタスクの設定は次の方法で移行することができます:

移行ウィザードや新規ポリシーウィザードを使用した場合、KSWS ポリシーの移行手順は異なります。

ポリシーとタスクの一括置換ウィザード

移行ウィザードは KSWS のポリシー設定を KES ポリシー設定の代わりにポリシーのプロファイルに移動します。ポリシーのプロファイルとは、コンピューターが設定されたアクティベーションルールを満たしている場合にコンピューター上でアクティベートされる、一連のポリシー設定です。デバイスのタグ「UpgradedFromKSWS」がポリシーのプロファイルの適用条件として選択されます。Kaspersky Security Center は、リモートインストールタスクを使用して KSWS 上に KES をインストールしたすべてのコンピューターにタグ「UpgradedFromKSWS」を自動的に追加します。別のインストール方法を選択した場合は、デバイスに手動でタグを割り当てることができます。

タグをデバイスに追加するには:

  1. サーバー向けの新しいタグ「UpgradedFromKSWS」を作成します。

    デバイスのタグの作成について詳しくは、Kaspersky Security Center ヘルプを参照してください。

  2. Kaspersky Security Center コンソールで新しい管理グループを作成し、このグループにタグを割り当てるサーバーを追加します。

    抽出ツールを使用してサーバーを分類することができます。抽出の操作について詳しくは、Kaspersky Security Center ヘルプを参照してください。

  3. Kaspersky Security Center コンソールで管理グループのすべてのサーバーを選択し、選択したサーバーのプロパティを開いてタグを割り当てます。

複数の KSWS ポリシーを移行している場合は、各ポリシーは単一の包括的なポリシーのプロファイルに変換されます。KSWS ポリシーに既にプロファイルが含まれる場合は、これらもプロファイルとして移行されます。結果、すべての KSWS ポリシーに対応するプロファイルを含む単一のポリシーが作成されます。

ポリシーとタスクの一括変換ウィザードを使用して KSWS のポリシーの設定を移行する方法

KSWS の設定を含む新しいポリシープロファイルは「UpgradedFromKSWS <Kaspersky Security for Windows Server のポリシー名>」という名前になります。プロファイルのプロパティで、移行ウィザードは自動的にデバイスのタグ「UpgradedFromKSWS」を適用基準として選択します。このように、ポリシープロファイルからの設定はサーバーに自動的に適用されます。

KSWS ポリシーに基づいたポリシーの作成用ウィザード

KSWS ポリシーに基づく KES ポリシーが作成されると、それに応じてウィザードは新しいポリシーの設定を転送します。つまり、1 つの KES ポリシーが 1 つの KSWS ポリシーに対応することになります。ウィザードはポリシーをプロファイルに変換しません。

KSWS のポリシーを移行する新規ポリシーウィザードを使用する方法

移行後のポリシーとタスクの追加設定

KSWS と KES ではコンポーネントの組み合わせとポリシー設定が異なるため、移行後にはポリシー設定が企業のセキュリティ要件を満たしていることを検証する必要があります。

次の標準ポリシー設定を確認します:

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