仮想マシンのウェブコントロール

ウェブコントロールは、コンピューター上のトラフィックだけでなく、コンピューターにローカルに配備された仮想マシン上のトラフィックも制御します。機能させるために、ローカルの仮想マシンに Kaspersky Endpoint Security アプリケーションをインストールする必要はありません。つまり、ウェブコントロールルールでブロックされている Web サイトをユーザーが仮想マシン上のブラウザーで開こうとすると、コンピューターのホストオペレーティングシステムにインストールされた本製品が、その Web サイトへのアクセスを拒否します。

ウェブコントロールは仮想マシンによって動作が異なります。

Oracle VM VirtualBox

Kaspersky Endpoint Security は、Oracle VM VirtualBox 仮想マシン上のウェブコントロールルールを無制限でサポートします。本製品により仮想マシンのすべてのトラフィックを制御できます。ユーザーによるフィルターがウェブコントロールルールに設定されている場合、仮想マシンのすべてのプロセスはローカルユーザーによって起動されるため、本製品は正常に動作します。

VMware Workstation

Kaspersky Endpoint Security は、VMware Workstation 仮想マシン上のウェブコントロールルールを制限付きでサポートします。本製品は、ユーザーによるフィルターが設定されたルールをサポートしません。仮想マシンプロセスはシステムユーザー(SYSTEM)で実行されます。このため、仮想マシン上で Web サイトを開こうとしているユーザーを識別することができません。

Microsoft Hyper-V

Kaspersky Endpoint Security は、Microsoft Hyper-V 仮想マシン上のウェブコントロールルールをサポートしません。

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