パスワードによってカスペルスキー インターネット セキュリティ管理機能へのアクセスを保護する方法
コンピューターの経験や知識が異なる複数のユーザーが1台のコンピューターを共有する場合があります。カスペルスキー インターネット セキュリティやその設定へのアクセスを、複数のユーザーに無制限に許可すると、コンピューターのセキュリティが危険にさらされる可能性があります。
KLAdmin
アカウントに管理者パスワードを定義して本製品へのアクセスを制限することができます。このユーザーはカスペルスキー インターネット セキュリティの設定の管理および編集に関して無制限のアクセス権を持ち、製品へのアクセス権をほかのユーザーに割り当てることも可能です。KLAdmin
のパスワードを作成した後、さまざまなユーザーまたはユーザーのグループに対して製品へのアクセス権を割り当てることができます。
カスペルスキー インターネット セキュリティのKLAdmin
の管理者パスワードを作成するには:
- メインウィンドウを表示します。
- ウィンドウの下部にある をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [インターフェイス]セクションを選択します。
- [パスワードによる保護]をオンにします。
- 表示されたウィンドウで、[ユーザー名](「KLAdmin」が推奨されます)、[パスワードの入力]および[パスワードの確認]フィールドに入力します。
強力なパスワードを作成するためのヒント:
- パスワードは少なくとも8文字以上、128文字以下である必要があります。
- パスワードに数字を1つ以上含めます。
- パスワードに大文字小文字の両方を含めます。
- パスワードには1つ以上の特殊文字を含める必要があります(例: ! @ # $ % ^ & *)。
- [OK]をクリックします。
ユーザーが忘れたパスワードを復元することはできません。パスワードを忘れた場合は、テクニカルサポートに問い合わせ、カスペルスキー インターネット セキュリティの設定へのアクセス権を復元してください。
ユーザー「KLAdmin
」は次のユーザーおよびユーザーグループに権限を割り当てることができます:
- ユーザーグループ「
Everyone
」。このグループにはオペレーティングシステムのすべてのユーザーが含まれます。このグループに特定の操作を実行する権限を割り当てた場合、特定のユーザーまたはユーザーグループに個別の権限が与えられていない場合でも、グループ「Everyone
」のユーザーには常にその操作の実行が許可されます。既定では、グループ「Everyone
」のユーザーには操作の実行は許可されていません。 <システムユーザー>
。既定では、選択されたユーザーには操作の実行は許可されていません。禁止された操作を実行しようとすると、アカウント「KLAdmin
」のパスワードが求められます。
ユーザーまたはユーザーグループを追加する方法
- [インターフェイス]セクションの[パスワードによる保護]ブロックで、[追加]をクリックします。
[ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウが開きます。
- [ユーザーの選択]をクリックして、オペレーティングシステムのユーザーまたはユーザーグループを選択します。
- オブジェクト名の入力フィールドで、ユーザーまたはユーザーグループの名前を指定します(「
Administrator
」など)。 - [OK]をクリックします。
- [ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウの[権限]ブロックで、特定のユーザーまたはユーザーグループに許可する操作の横にあるチェックボックスを選択します。
ユーザーまたはユーザーグループの権限を編集する方法
[インターフェイス]セクションの[パスワードによる保護]ブロックで、リスト内のユーザーまたはユーザーグループを選択して[編集]をクリックします。
個別のユーザーまたはユーザーグループに操作を許可する方法
- グループ「
Everyone
」の[ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウに移動し、この操作を許可するオプションのチェックが有効になっている場合はそれをオフにします。 - 選択したユーザーの[ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウに移動し、この操作を許可するチェックボックスを選択します。
個別のユーザーまたはユーザーグループに操作を禁止する方法
- グループ「
Everyone
」の[ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウに移動し、この操作を許可するオプションのチェックが有効になっている場合はそれをオフにします。 - 選択したユーザーの[ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウに移動し、この操作を許可するチェックボックスのチェックをオフにします。
[ユーザーまたはグループに権限を追加]ウィンドウのリストにある操作を実行する場合は、パスワードの入力が要求されます。パスワードのウィンドウで、ユーザー名を入力して現在のユーザーアカウントのパスワードを入力します。指定されたアカウントがその操作を実行する権限を持つ場合は操作が実行されます。パスワードのウィンドウでは、ユーザーがパスワードの再入力を促されない期間を指定することができます。
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