隔離
駆除処理中はファイルの完全性を保存できない場合があります。駆除後にファイルの一部または全部にアクセスできない場合は、バックアップから元のファイルを復元できます。
バックアップコピーとは、危険なオブジェクトのコピーで、オブジェクトを駆除または削除するときに隔離領域に作成されます。
隔離とは、駆除の過程で削除または変更されたファイルのバックアップを保存する専用領域です。隔離の主な機能は、元のファイルをいつでも復元できるようにすることです。隔離内のファイルは特別な形式で保存されているため、危険性はありません。
隔離されたオブジェクトを表示する
メニューバーで、[プロテクション] ‐ [検知したオブジェクト]の順に選択します。
[検知したオブジェクト]ウインドウが開きます。隔離されたオブジェクトが[隔離]セクションに表示されます。
ファイルのバックアップコピーを隔離から復元したり、削除したりできます。
ファイルのバックアップコピーを復元または削除する
- メニューバーで、[プロテクション] ‐ [検知したオブジェクト]の順に選択します。
[検知したオブジェクト]ウインドウが開きます。
- [隔離]セクションで、復元または削除したいファイルのバックアップコピーの隣にある をクリックします。
ポップアップメニューが表示されます。
- 次の項目のいずれかを選択します:
- バックアップコピーからファイルを復元するには、[ファイルを復元]を選択します。
- ファイルのバックアップコピーを削除するには、[隔離されたコピーを削除する]を選択します。
重要:やむを得ない場合を除き、ファイルのバックアップコピーは復元しないでください。これは、復元することによってコンピュータの感染が発生する可能性があるためです。
ファイルのバックアップコピーを削除する
- メニューバーで、[プロテクション] ‐ [検知したオブジェクト]の順に選択します。
[検知したオブジェクト]ウインドウが開きます。
- [隔離]セクションで、[すべて削除]をクリックします。
既定では、ファイルは隔離に30日間保存されます。30日を過ぎると、ファイルは削除されます。隔離にファイルを保存しておく最大期限を変更することもできますし、上限をなくすこともできます。
隔離にファイルを保存する期間を設定する
- メニューバーで製品アイコンをクリックし、[環境設定]を選択します。
[環境設定]ウインドウが表示されます。
- [脅威]タブの[隔離]セクションで、次のいずれかの操作を行います。
- 保存期間の上限を削除するには、[次の日数経過後に隔離されたオブジェクトを削除:<数字> 日]をオフにします。
- 隔離内のファイルの最大保存期間を変更するには、[次の日数経過後に隔離されたオブジェクトを削除:<数字> 日]の数値フィールドに日数を入力します。
ページのトップに戻る