国際化されたメールアドレスのサポート

国際化されたメールアドレスとは、各国の（ラテン文字でない）アルファベットを含むアドレスです。

本製品は、他のすべてのメッセージに適用されるものと同じルールに従って、国際化されたメールアドレスを持つメッセージを処理します。また、国際化されたアドレスは、通知やレポートの送信に使用できます。

アドレスに対する国際化されたアドレスのローカルおよびドメインの部分と処理ルールで指定された正規表現の比較は、大文字と小文字を区別しません。

国際化されたアドレスを持つメッセージがメッセージキューまたはバックアップに移動すると、本製品は From と To のヘッダーの値を次の形式で保存します：

オリジナル。
国際化されたアドレスが変更されずに保存されます。
正規化。
アドレスが保存される前に、次の変換が発生します：
- アドレスのドメイン部分の Punycode から Unicode への変換
- アドレスの大文字と小文字が無視される正規形式への変換（Unicode の大文字と小文字の変換）
- 同じフォントを持つ文字の同じバイナリ表現への変換（Unicode の正規化）

Subject および ID のヘッダーの値は、正規化された形式でのみ保存されます。

レポートで統計を計算する場合、本製品はメッセージ送信者と受信者のアドレスの正規化された形式を使用します。また、大文字と小文字で記述されていたり、Punycode が使用されていたりする国際化されたアドレスは、同じアドレスとみなされます。