本製品は、次のアルゴリズムに従ってメールメッセージを処理します:
アンチスパムエンジンでメッセージがスキャンされ、スパムスキャンステータスラベルの 1 つが割り当てられます。割り当てられたステータスに関する情報は、Scan Logic が処理後にメッセージに追加する特別な X-Header 情報 X-KLMS-AntiSpam-Status に含められます。また、Scan Logic モジュールは、メッセージスキャンの結果に基づいて、メッセージの件名の先頭にステータスタグを追加します。
アンチフィッシングエンジンでメッセージがスキャンされ、フィッシングスキャンステータスラベルの 1 つが割り当てられます。割り当てられたステータスに関する情報は、Scan Logic が処理後にメッセージに追加する特別な X-Header 情報 X-KLMS-AntiPhishing に含められます。また、Scan Logic モジュールは、メッセージスキャンの結果に基づいて、メッセージの件名の先頭にステータスタグを追加します。
Scan Logic では、コンテンツフィルタリングの結果として、メッセージに次のいずれかのコンテンツフィルタリングステータスラベルが割り当てられます:
アンチウイルスエンジンに組み込まれたメール形式アナライザー(MIME、RFC2822、UUE)が、本文、添付ファイルなど、メッセージの個々のオブジェクトの構文解析をします。受信したすべてのオブジェクトがそれぞれアンチウイルスエンジンに送られスキャンされます。
アンチウイルスでは、まずメッセージが 1 つのオブジェクト、次に 1 つのメッセージ部分として一度にスキャンされ、アンチウイルススキャンステータスラベルの 1 つがメッセージに割り当てられます。メッセージスキャンの結果に基づき、Scan Logic モジュールがメッセージの件名の先頭にステータスタグを追加します。