アドレスのグローバルブラックリストおよびホワイトリストの設定は、事前設定済みの BlackList(ID=2)および WhiteList(ID=3)メッセージ処理ルールに含まれています。
また、新しいルールを作成するときに、ルールモード reject messages without scanning(このモードでは、作成するルールに従って BlackList ルールに従って行うのと同じ方法でメッセージが処理されます)または skip messages without scanning(このモードでは、作成するルールに従って WhiteList ルールに従って行うのと同じ方法でメッセージが処理されます)を指定できます。
アドレスのグローバルブラックリストまたはホワイトリストを設定するには:
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--get-rule-settings <
ルール ID> -f <
ルール設定ファイルの名前>
または
--get-rule-settings <
ルール名> -n -f <
ルール設定ファイルの名前>
<ルール名>
に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。
BlackList ルールの設定をエクスポートするには、次のコマンドを実行します:
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--get-rule-settings BlackList -n -f <
ルール設定ファイルの名前>
WhiteList ルールの設定をエクスポートするには、次のコマンドを実行します:
--get-rule-settings WhiteList -n -f <
ルール設定ファイルの名前>
<belongingCriteria>
セクションの <sender>
および <recipient>
で、それぞれ送信者と受信者のアドレスを指定して、必要な変更を行います。複数の送信者および受信者のメールアドレスを追加する必要がある場合は、新しいメールアドレスごとに <item>
セクションを追加し、入力する必要があります。
例:
|
記号「*」および「?」を使用してアドレスマスクを作成できます。また、接頭辞「re:」で始まる正規表現を使用できます。
正規表現では、大文字と小文字は区別されません。
<ScanSettings>
セクションで、<active
> の値として 1
を指定し、ルールをアクティブにします。# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--set-rule-settings <ルール ID> -f <ルール設定ファイルの名前>
または
--set-rule-settings <ルール名> -n -f <ルール設定ファイルの名前>
<ルール名>
に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。