Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、アンチウイルススキャン、アンチスパムスキャン、コンテンツフィルタリングの結果に基づいてメッセージに割り当てられたステータスに合わせて、メッセージおよびメッセージに含まれるオブジェクトを処理します。スキャンの結果はイベントログに記録されます。
ルール設定で、特定のステータスが割り当てられたメッセージに対して本製品が実行する処理を指定できます。
処理を定義する設定として、次の値を指定できます:
Skip
- メッセージを変更せずに受信者に配信します。Reject
- メッセージを受信者に配信しません。この処理を選択すると、送信側のメールサーバーは、配信中のエラー発生を示すリターンコードを含む応答を受け取ります。メッセージは受信者に配信されません。DeleteMessage
- メッセージを削除します。この操作を選択すると、送信側のメールサーバーはメッセージ受信済みの通知を受け取りますが、受信者にはメッセージは配信されません。DeleteAttachment
- 添付ファイルを削除します(アンチウイルススキャン後にのみ適用されます)。Cure
- 感染したオブジェクトを駆除します(アンチウイルススキャン後にのみ適用されます)。この処理を選択すると、感染したオブジェクトの駆除が試みられます。駆除できない場合は、ルールに指定された拒否、メッセージを削除
または添付ファイルを削除
処理がオブジェクトに適用されます。管理者がルール設定で処理を指定していない場合は、DeleteAttachment
処理が実行されます。