処理時に駆除できないオブジェクトが含まれるメッセージに対する処理を設定できます。
次の場合、オブジェクトが含まれるメッセージが、駆除できないメッセージとして識別されます:
InfectedFirstAction
> ルールの設定で DeleteAttachment
処理を実行できなかった。InfectedSecondAction
> ルールの設定で DeleteAttachment
処理を実行できなかった。corruptedAction
> または <encryptedAction
> ルールの設定で DeleteAttachment
処理を実行できなかった。駆除できないメッセージに対する処理を設定するには:
ScanLogic
タスク設定を XML ファイルにエクスポートします:# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--get-settings <
ScanLogic タスクID> -f <
設定ファイルの名前>
または
--get-settings ScanLogic -n -f <
設定ファイルの名前>
ScanLogic
タスクのタスク設定を編集するために、XML ファイルを開きます。<avSettings>
セクションで <emergencyAction>
サブセクションに移動し、駆除できなかったオブジェクトに対して実行する次のいずれかの処理を指定します:RejectMessage
:駆除できないオブジェクトが含まれるメッセージを拒否する場合。DeleteMessage
:駆除できないオブジェクトが含まれるメッセージを削除する場合。既定の処理は、DeleteMessage
です。
<avSettings>
セクションで <backupEmergency>
サブセクションに移動し、駆除できないオブジェクトが含まれるメッセージをバックアップに保存するためのオプションを 1 つ指定します。1
- メッセージのコピーをバックアップに保存してからメッセージを削除する場合。0
- コピーを保存せずにメッセージを削除する場合。既定では、値は「1
」に設定されています。
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \
--set-settings <ScanLogic タスク ID> -f <設定ファイルの名前>
または
--set-settings ScanLogic -n -f <設定ファイルの名前>