トレースファイルの最大サイズや保存するトレースファイルの数など、トレースファイルのローテーションを設定できます。指定した制限を超過すると、古いトレースファイルが新しいトレースファイルで上書きされます。トレースファイルのローテーションの設定により、トレースログが占めるメモリ量を制限できます。
トレースファイルのローテーションを設定するには:
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --get-app-settings -f <
ファイル名>
<tracerSettings>
セクションで次の値を指定します:<rotationPeriod>
サブセクションで次のいずれかの値を指定します:NoRotation
:<rotationFileSize>
または <maxFileCount>
の値を超過すると、古いトレースファイルが新しいトレースファイルで上書きされます。毎月
:<rotationFileSize>
または <maxFileCount>
の値を超過すると、古いトレースファイルが 1か月単位で新しいトレースファイルで上書きされます。毎週
:<rotationFileSize>
または <maxFileCount>
の値を超過すると、古いトレースファイルが 1 週間単位で新しいトレースファイルで上書きされます。毎日
:<rotationFileSize>
設定または <maxFileCount>
設定の値を超過すると、古いトレースファイルが 1 日単位で新しいトレースファイルで上書きされます。Hourly
:<rotationFileSize>
または <maxFileCount>
の値を超過すると、古いトレースファイルが 1 時間単位で新しいトレースファイルで上書きされます。既定値は NoRotation
です。
<rotationFileSize>
サブセクションで、トレースファイルの最大サイズを指定します(バイト単位)。この制限を超過すると、古いトレースファイルが新しいトレースファイルで上書きされます。既定では、100
MB に設定されています。
<maxFileCount>
サブセクションで、1 度に保存できるトレースファイルの最大数を指定します。トレースファイルの数がこの制限を超過すると、トレースファイルが新しいファイルで上書きされます。既定では、値は「10
」に設定されています。
# /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --set-app-settings -f <
ファイル名>