LDAP サーバーの接続を設定するには:
LDAP サーバーは、通常 TCP または UDP プロトコルによってポート 389 でインバウンド接続を受信します。ポート 636 は通常、SSL プロトコルで LDAP サーバーに接続するために使用されます。
Microsoft Update ADV190023「LDAP チャネルバインディングと LDAP 署名を有効にするためのマイクロソフトガイダンス」のリリース後は、[暗号化なし]は機能しなくなるため、LDAP サーバーに接続する時に SSL または TLS 暗号化を使用する必要があります。
cn=<ユーザー名>, ou=<部門名>
(必要な場合)、dc=<ドメイン名>, dc=<親ドメイン名>
」 - LDAP 互換ディレクトリサービスのサーバー(Red Hat Directory Server など)への接続を追加する場合。たとえば、ユーザー名を次のように入力できます:「cn=LdapServerUser, dc=example, dc=com
」 - ここでの「
LdapServerUser
」は、LDAP サーバーのユーザー名です。「example
」は、ユーザーアカウントが属するディレクトリのドメイン名です。「com
」は、ディレクトリがある親ドメインの名前です。
cn=<ユーザー名>, ou=<ユニット名>
(必要な場合)、dc=<ドメイン名>, dc=<親ドメイン名>
」、または「<ユーザー名>@<ドメイン名>.<親ドメイン名>
」 - Microsoft Active Directory サーバーへの接続を追加する場合。たとえば、次のユーザー名を入力できます:「LdapServerUser@example.com
」。ここで、「LdapServerUser
」は LDAP サーバーのユーザー名、「example.com
」はユーザーアカウントが属するディレクトリのドメイン名です。
検索条件を次の形式で入力します:「ou=<部門名>
」(必要な場合)、「dc=<ドメイン名>, dc=<親ドメイン名>
」。
たとえば、次のサーチベースを入力できます:「ou=people, dc=example, dc=com
」。ここで、「people
」は Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server がレコードの検索を開始するディレクトリレベルです(検索は「people
」レベルおよびそれより下のレベルで実行されます。このレベルより上にあるオブジェクトは、検索範囲から除外されます)。「example
」は、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server がレコードを検索するディレクトリのドメイン名です。「com
」は、ディレクトリがある親ドメインの名前です。
Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、指定した接続と認証の設定を使用して、LDAP サーバーへの接続を確認します。
[LDAP サーバー接続設定]ウィンドウが閉じます。