カスペルスキー セーフブラウザの目的と特徴
法人顧客向けカスペルスキー セーフブラウザは Kaspersky Security for Mobile の一部です。Kaspersky Security for Mobile は組織のモバイル端末、および業務目的で使用される社員個人のモバイル端末の保護と設定を行うための統合ソリューションです。カスペルスキー セーフブラウザ（以下「本アプリ」）は、組織のネットワークに接続している端末から、安全にインターネットを利用できる Web ブラウザです。本アプリは iOS 端末で利用できます。
カスペルスキー セーフブラウザは悪意のあるコードを拡散する目的で作成された悪意のある Web サイトをブロックします。またカスペルスキー セーフブラウザは機密データを盗んだり、決済アカウントにアクセスしようとしたりするフィッシングサイトもブロックします。カスペルスキー セーフブラウザは、Kaspersky Security Network のクラウドデータを使って Web サイトを開く前にスキャンします。スキャンの結果、本物の Web サイトと判断された場合はその Web サイトを開き、悪意のある Web サイトと判断された場合はその Web サイトをブロックします。
またカスペルスキー セーフブラウザは、Kaspersky Security Network で定義されたカテゴリによる Web サイトフィルタリングにも対応しています。Web サイトフィルタリングでは、管理者が特定の Web ページ（ギャンブル、宝くじや SNS といったカテゴリを含む）へのアクセスを制限できます。
カテゴリによる Web サイトフィルタリングの機能が、組織の管理者により管理サーバ上で無効にされていて、同期が有効になっていると、この機能の端末上での設定は利用できない場合があります。
カスペルスキー セーフブラウザがあると、盗難された端末や紛失した端末の位置情報を確定するために Kaspersky Security for Mobile を使用できます。
