ネットワークの場所によるネットワークエージェント切り替えルールの作成

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ネットワークロケーションに基づくネットワークエージェント切り替えは、Windows を実行しているデバイスでのみ使用できます。

ネットワーク設定が変更された場合に、ある管理サーバーから別の管理サーバーにネットワークエージェントを切り替えるルールを作成するには:

  1. コンソールツリーで、ネットワークエージェント切り替えルールをネットワークロケーション別に作成するデバイスの管理グループを選択します。
  2. 次のいずれかの手順を実行します:
    • グループの全デバイスの切り替えルールを作成する場合は、グループの作業領域に移動し、[ポリシー]タブでネットワークエージェントポリシーを選択します。選択したポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
    • グループ内の 1 台のデバイスの切り替えルールを作成する場合は、グループの作業領域に移動して[デバイス]タブでデバイスを選択し、次の手順を実行します:
      1. 選択したデバイスのプロパティウィンドウを開きます。
      2. デバイスのプロパティウィンドウの[アプリケーション]セクションで、ネットワークエージェントを選択します。
      3. ネットワークエージェントのプロパティウィンドウを開きます。
  3. プロパティウィンドウが開いたら、[接続]セクションで[接続プロファイル]サブセクションを選択します。
  4. ネットワークロケーションの設定]セクションで、[追加]をクリックします。
  5. 新しい記述]ウィンドウが開いたら、ネットワークロケーションの説明と切り替えルールを設定します。次のネットワークロケーションの説明に関する設定を指定します:
    • ネットワークロケーションの説明の名前
    • 接続プロファイルの使用
  6. 条件の変更]セクションの[追加]をクリックして、ネットワークロケーションの説明の条件リストを作成します。

    ルールに複数の条件がある場合、論理演算子「AND」を使用して組み合わせられます。ネットワークロケーションの記述により切り替えルールを適合させるには、すべてのルール切り替え条件を満たす必要があります。

  7. このドロップダウンリストで、クライアントデバイスが接続されるネットワークの特性の変化に対応する値を選択できます:
    • デフォルト接続ゲートウェイアドレス – メインネットワークゲートウェイのアドレスが変更された場合
    • DHCP サーバーアドレス – ネットワークの DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバーの IP アドレスが変更された場合
    • DNS ドメイン – サブネットの DNS サフィックスが変更された場合
    • DNS サーバーアドレス – ネットワークの DNS サーバーの IP アドレスが変更された場合
    • Windows ドメインアクセスの可否 – クライアントデバイスが接続している Windows ドメインのステータスが変更された場合
    • サブネット – サブネットアドレスとマスクが変更された場合
    • WINS サーバーアドレス – ネットワークの WINS サーバーの IP アドレスが変更された場合
    • 名前解決 - クライアントデバイスの DNS または NetBIOS 名が変更された場合
    • SSL 接続アドレスのアクセス可否 - クライアントデバイスは、(選択したオプションによって)指定されたサーバー(name:port)との SSL 接続を確立できる場合とできない場合があります。サーバーごとに、SSL 証明書を追加で指定できます。この場合、ネットワークエージェントは、SSL 接続の機能をチェックすることに加えて、サーバー証明書を検証します。証明書が一致しない場合、接続は失敗します
  8. ウィンドウが開いたら、ネットワークエージェントを別の管理サーバーに切り替える条件を指定します。ウィンドウ名は、前の手順で選択した値によって異なります。次の切り替え条件の設定を指定します:
    • リストにある値のいずれかと一致する
    • リストにある値のいずれとも一致しない
  9. 新しい記述]ウィンドウで[記述を有効にする]をオンにして、新しいネットワークロケーションの説明の使用を有効にします。

ネットワークロケーションの記述ごとに新しい切り替えルールが作成されます。ルールの条件が満たされるたびに、ネットワークエージェントはルールで指定された接続プロファイルを使用して管理サーバーに接続します。

ネットワークロケーションの説明はリストの表示順で、ネットワークレイアウトに一致しているかどうか確認されます。ネットワークが複数の説明と一致する場合は、最初のルールが使用されます。

上へ]()と[下へ]()を使用して、リストのルールの順序を変更できます。

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